「生後間もない」とは?意味!例文を解釈
この「生後間もない」という表現は、あまりよくないニュースで聞くことが多いかも知れません。
目次
- 「生後間もない」とは?
- 「生後間もない」の表現の使い方
- 「生後間もない」を使った例文と意味を解釈
- 「生後間もない」の類語や言い換えと解釈
「生後間もない」とは?
「生後間もない」とは、生まれてから何ヶ月も経っていない状態のことで、呼び方の決まりがある訳ではありませんが、主に1ヶ月以内の「0ヶ月児」のことを指して使う言葉です。
「間もない」という表現から、出産直後や1週間以内の状態を想像してしまいますが、そこまで直後ではなくても、1ヶ月以内であればこの言葉で表すことが多いです。
ニュースで聞くことが多いのは、そのような生後間もない赤ちゃんが亡くなったという悲しい事故や事件が一時期何度か見られたからです。
- 「生後間もない」の読み方
「生後間もない」の読み方
「生後間もない」は、「せいごまもない」と読んでください。
特に問題なく読める言葉ですが、「せいご」は訓読み、その次の「ま」は音読みという、いわゆる「重箱読み」のような形になります(1つの単語中ではないので、正確な意味での重箱読みではありません)。
その為、無理に日本語として正しく解釈しようと、「ま」を「かん」とは読まないようにしてください。
尚、このような重箱読みとなる(それに近い)表現や単語はいくつも存在しますが、今では特に間違いとはされていません。
「生後間もない」の表現の使い方
「生後間もない」は、先のように生後1ヶ月までの赤ちゃんに使われる言葉です。
ただし、これは人間の場合で、その他の生物に対して使う時には、その生物の寿命などによって、生後からどれくらいのそう呼ぶのかが変わります。
例えば、1ヶ月もすれば大人になるハムスターを例に挙げると、生後のほんの数日しかこの表現は使えません。
「生後間もない」を使った例文と意味を解釈
「生後間もない」を使った例文と、その意味の解釈です。
人間以外に使っている例も挙げていきます。
- 「生後間もない」を使った例文1
- 「生後間もない」を使った例文2
「生後間もない」を使った例文1
「生後間もない赤ちゃんが遺棄されていたという事件を聞いて、大変心が痛んだ」
どうしても育てることができない事情があったのかも知れませんが、例えそうだとしても、決して許されることではありません。
そのような時には、「赤ちゃんポスト」と呼ばれる、育てることのできない新生児を匿名で保護してもらえる施設も存在しています。
「生後間もない」を使った例文2
「生後間もない子猫が事故に遭って死んでしまった」
事故に遭ってしまったのは残念ですが、猫は1年で大人になる為、生後間もないと言えるのは、生まれてから1~2週間程度です。
成長が早い猫だと、2週間もすれば歩けるようになっているので、このような事故には気を付けないといけません。
「生後間もない」の類語や言い換えと解釈
「生後間もない」と似た意味で使うことができる言葉や、言い換えになる表現です。
- 「乳児」【にゅうじ】
- 「生まれたての」【うまれたての】
「乳児」【にゅうじ】
生後1年未満の赤ちゃんを指す言葉で、その中で1ヶ月までの場合に「生後間もない」と使うのが一般的です。
その為、「生後間もない乳児」といった形で見掛けることも多いです。
「生まれたての」【うまれたての】
言い換えに使うなら、この表現が適しています。
「生後間もない赤ちゃん」は、そのまま「生まれたての赤ちゃん」と言い換えられますが、この表現の方が、生後まだ数日や1週間などの生まれてから短い期間を表すのに向いています。
「生後間もない」は、人間では生後1ヶ月くらいまで、その他の生物では大人になるまでの期間から考えて、まだそう呼んでもおかしくないと思われる期間まで使ってください。