「軽い話題」とは?意味や具体例・例文・対義語を解説!
この「軽い話題」は、大した話でもないという意味で使われる言葉です。
目次
- 「軽い話題」とは?
- 「軽い話題」の具体例
- 「軽い話題」を使った例文と意味を解釈
- 「軽い話題」の対義語
「軽い話題」とは?
軽い話題は、何ということもない話の内容を指して使います。
例えば、「今日はどうやら雨は降らなさそうだ」といった天気の話や、「最近よく車を使うから、ガソリン代がかさんで…」など、特にこれといって話す必要のない内容に対して使う言葉だと考えてください。
言い方を変えると、無難な内容の話という表現ができます。
初対面の人とでもできる程度の話だと考えると分かりやすいでしょう。
それほど仲がいいという訳ではない人と二人きりになってしまったというようなシチュエーションでは、この手の話で間をもたせることが少なくないでしょう。
「軽い話題」の具体例
本当に話すこともない話の内容が「軽い話題」と表現されます。
上でも少し挙げましたが、天気の話はその最たる例で、他には、あまり凝ったものではない趣味の話、プロ野球の話などがこの軽い話題だと言っていいでしょう。
その他に、最近話題の歌手の話、ニュースで盛んに取り上げられている事件についてなども軽い話題だと言えますが、歌手は人によって好き嫌いが分かれるところなので、どちらか(一方的に褒めたり、その逆)に偏らないような配慮が必要です。
これは、プロ野球に話に関しても言えることで、野球の場合は最初から興味がない人だと話が続かず、贔屓にチームの話ばかりしてしまうと、そこ以外のファンだった時に困るかも知れません。
そのような好き嫌いがあまり絡まない話が、軽い話題として向いています。
更に、その分野に興味がないと分からないような難しい話は、そんなことも知らないのかと受け取られてしまう場合があるのでしてはいけません。
「軽い話題」を使った例文と意味を解釈
「軽い話題」を使った例文と、その意味の解釈になります。
軽い話題の内容そのものではなく、この言葉を使った例文です。
- 「軽い話題」を使った例文1
- 「軽い話題」を使った例文2
「軽い話題」を使った例文1
「商談は、まずは軽い話題から入って、打ち解けてきた頃に本題を切り出すものだ」
既に何度か会っている相手であれば、挨拶の次にいきなり本題に入るという場合もありますが、初めて会う相手や、それほど話したことがない相手の場合は、挨拶から軽い話題に繋げて、本題はその後という流れで進めることが多いです。
軽い話題は、このような時にうまく使うものです。
「軽い話題」を使った例文2
「どうやら今日は軽い話題だけでは終わらなそうだ」
普段は何ということもない話しかしたことがない相手が、今日はそれを前置きとして、次に大事な内容の話でもしてきそうだと察したようです。
軽い話題の途中で、何かいつもとは違うと分かったのだと解釈してください。
このような感覚は、経験から何となく分かることがあります。
「軽い話題」の対義語
「軽い話題」の逆に意味になる言葉は、そのまま「重い話題」です。
何と答えたらいいのか分からない、答えようがない内容に対して使われる言葉で、例として、「父が大きな病気にかかっていて…」といったような話や、「実は離婚しようと考えている」など、そんな話をされても困るという内容がこの「重い話題」だと考えていいでしょう。
そのような内容の話は、親しい仲であっても(相手が困ってしまうので)あまりするべきではありませんが、重い話題だと分かった上で、相談に乗ってもらいたいような場合はまた別です。
「軽い話題」は、無難にそれなりのコミュニケーションがとれる便利な話だと理解しておけばいいでしょう。
大切な話の前にワンクッションを置く為の前置きとしてもうまく利用することができます。