「肌で感じる」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「肌で感じる」という表現を聞いたことがあるでしょうか。
芸術作品や美しい景色などはぜひ肌で感じたいものですよね。
ここでは「肌で感じる」という表現について紹介します。
目次
- 「肌で感じる」とは?
- 「肌で感じる」の表現の使い方
- 「肌で感じる」の英語と解釈
- 「肌で感じる」を使った例文と意味を解釈
- 「肌で感じる」の類語や類義語・言い換え
「肌で感じる」とは?
「肌で感じる」というのは直接経験するという意味です。
ものに直接触れて感得することを指しており、皮膚感覚で知る、皮膚感覚でとらえる、などと言い換えられることもあります。
実際に見聞きしたり体験したりして感じ取ることを指しており、経験者の話を直接聞いてその時の状況を知る、などということも肌で感じるといえます。
理屈として知っているなどということではなく、実感する、実際に自分の体を動かして自分の体で感じとる、ということです。
「肌で感じる」の表現の使い方
「肌で感じる」というのは必ずしもその肌で直接触るという意味のみを指すわけではありません。
実際に経験することを指しており、その場の空気を吸ったり、実際に目撃したり、その目で見たりすること全般を「肌で感じる」と表します。
例えば、アメリカのグランドキャニオンに行った経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
「広大な景色を肌で感じる」と、感動しますよね。
「肌で感じる」の英語と解釈
「肌で感じる」という表現を英語にすると“understand from experience”になります。
経験から理解する、きちんと理解している、という意味であり、「肌で感じる」という表現になります。
「雄大な景色を肌で感じるといいよ」ということであれば、“You'd better experience the magnificent view.”になります。
「肌で感じる」を使った例文と意味を解釈
ここでは「肌で感じる」という表現を使った例文を紹介します。
- 「肌で感じる」を使った例文1
- 「肌で感じる」を使った例文2
「肌で感じる」を使った例文1
「オーストラリアのエアーズロックを見て、自然の雄大さを肌で感じました」
オーストラリアのエアーズロックと言えば、知らない人はいないのではないでしょうか。
広大な自然を感じさせる素晴らしい景色であり、絶対に見に行きたいと感じる人も多いことでしょう。
写真で見るよりも実際に行ってその場で見ると、息を飲むような素晴らしさが味わえます。
「肌で感じる」を使った例文2
「長崎を訪れると雄大な時代の流れを肌で感じられます」
長崎と言えば、日本が鎖国をしていた時代にもオランダやポルトガルなどと交流があった地域です。
浦上天主堂やグラバー園など、様々な観光地でも知られていますよね。
中国からの影響も大きく入っており、原爆資料館など、悲劇の歴史をたどることも可能です。
ぜひ長崎を訪れて時代の流れを肌で感じてみてはいかがでしょうか。
「肌で感じる」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「肌で知る」【はだでしる】
- 「直接触れる」【ちょくせつふれる】
- 「つくづく思い知る」【つくづくおもいしる】
「肌で知る」【はだでしる】
肌で知る、という表現もものに直接触れて感得する、皮膚感覚でとらえる、という意味があります。
実際に空気を吸ったり、目撃したりして肌で知ることが重要です。
「直接触れる」【ちょくせつふれる】
直接触れる、というのは実際に触れる、という意味です。
手で触るという意味のみならず、実際に経験することを表します。
「つくづく思い知る」【つくづくおもいしる】
つくづく思い知る、というのはつくづくと見に染みて理という意味であり、しみじみとそのように思われるという意味になります。
つくづくという言葉には思いにふける様子が含まれており、物事を静かに深く考えたり、注意深く観察したりする様子を指します。
「肌で感じる」という表現は日常的にも使える表現ですし、ぜひ行動に移したい表現の1つでもあります。
写真や動画だけを見て満足するのではなく、ぜひ世界を肌で感じましょう。
今まで行ったことのない場所に訪れてみても良いですね。