「空気のような存在」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「空気のような存在」と言われたら、どの様に解釈すれば良いのでしょうか。
意味や使い方なども併せてしょうかいしますので参考にして下さい。
目次
- 「空気のような存在」とは?
- 「空気のような存在」の表現の使い方
- 「酸素のような存在」とは?
- 「空気のような存在」を使った例文と意味を解釈
- 「空気のような存在」の類語や類義語・言い換え
「空気のような存在」とは?
「空気のような存在」の意味を紹介します。
- 「いてもいなくてもいい存在」の意味
- 「いるのが当たり前の存在」の意味
- 「なくてはならない存在」の意味
「いてもいなくてもいい存在」の意味
まるで空気の様で目の前にいても存在感がなく、いてもいなくても何とも思わない人のことを言います。
自分から相手に関心を持たない為に、相手のことをどうでもいいと思ってしまうのです。
「いるのが当たり前の存在」の意味
いつも視界に入っているので、一緒にいて当たり前と思う人のことを言います。
友達関係に多く、何かのイベントに必ず誘い、相手も必ず参加してくるというノリの良い関係です。
但し親友と呼べる程ではなく、単なる付き合いの良い友達同士という感覚です。
「なくてはならない存在」の意味
人は空気がなければ生きていけないことから、「その人がいないと困る」「とても大切」と思う人のことを言います。
空気ですから普段はありがたみに気付いていないけれども、いなくなられたら困ると思う存在で、付き合って長いカップルや夫婦の様な関係を言います。
「空気のような存在」の表現の使い方
「空気のような存在」の使い方について紹介します。
- 「空気のような存在」職場での解釈
- 「空気のような存在」恋愛での解釈
「空気のような存在」職場での解釈
職場で「空気のような存在」と言えば、普段から目立たずいるのかいないのか分からない人のことを言います。
特に仕事が出来る訳でもなく、口数も少なく、毎朝いつの間にか出勤してきて、残業はするのですがいつの間にか帰宅してしまう様な人です。
特に迷惑な人ではなく自分の仕事はきちんとするので、文句を言われることはありません。
「空気のような存在」恋愛での解釈
恋愛で「空気の様な存在」と言えば、「一緒にいて当たり前の存在」という良い意味です。
付き合って長いカップルに多く、そろそろデートもマンネリになり自宅でダラダラと過ごすことが多く、ラブラブな状態ではありません。
週末はいつも一緒に過ごすことになっているのでいないとさみしい、側にいて欲しいと思う様な恋人のことを言うのです。
「酸素のような存在」とは?
「酸素のよな存在」とは、「その人なしでは生きていけない」という非常に良い意味です。
空気は大雑把で「目に見えないもの」という解釈ですが、「酸素」は人が呼吸するのに必要不可欠です。
自分にとって絶対的に必要な存在に対して使う言葉です。
「空気のような存在」を使った例文と意味を解釈
「空気のような存在」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「空気のような存在」を使った例文1
- 「空気のような存在」を使った例文2
「空気のような存在」を使った例文1
「我が家の父親は昔から空気のような存在だった」
とても大人しいお父さんで、口数も少なく温和な人だったのでしょう。
父親と言えば怖い存在のはずが、家ではいるかいないか分らない様な物静かな人であったことを表しています。
「空気のような存在」を使った例文2
「夫婦でお互い空気の様な存在だと思っている」
結婚して長い夫婦で、お互い一緒にいて当たり前の存在になっています。
会話が少なくてもお互い心が通じ合っている状態です。
「空気のような存在」の類語や類義語・言い換え
「空気のような存在」の類語を紹介します。
- いい意味「かけがえのない人」【かけがえのないひと】
- 悪い意味「影が薄い人」【かげがうすいひと】
いい意味「かけがえのない人」【かけがえのないひと】
「他に代わりのない大切な人のこと」という意味です。
「かけがえのない命」「かけがえのない地球」など、とても大切なもののことを表す言葉です。
悪い意味「影が薄い人」【かげがうすいひと】
「存在が目立たない人」「印象が薄い人」という意味です。
いるのかいないのか分からない程で興味を持てない人のことを言います。
「空気のような存在」には良い意味と悪い意味、普通の意味があります。
どの意味で使われているのか相手の様子や性格で判断しましょう。