「輸入住宅」意味など詳しく解釈
「輸入住宅」とはどの様なものを言うのでしょうか。
特徴やメリット・デメリットなども併せて紹介します。
目次
- 「輸入住宅」とは?
- 「輸入住宅」の魅力
- 「輸入住宅」メリット
- 「輸入住宅」デメリット
「輸入住宅」とは?
「輸入住宅」というと海外のお城の様な家をイメージしますが、実ははっきりとした定義はありません。
但し、輸入住宅産業協会というところで「海外の設計思想により資材別またはパッケージで輸入して国内に建築する住宅」という基準を設けています。
つまり、海外から輸入された資材を使用してて建築されていれば「輸入住宅」と言えるのです。
そうは言っても「輸入住宅」を建てる人は海外の住宅の良さを理解しているので、日本の住宅とは違うイメージで設計する人が多くなります。
海外ではバリアフリーが浸透していますので、段差のない広々とした空間を求めて「輸入住宅」にする人もいます。
「輸入住宅」の魅力
「輸入住宅」の魅力について紹介します。
- デザイン性に優れている
- ゆったりと住める
デザイン性に優れている
「輸入住宅」の魅力は上記でも紹介しましたが、何と言っても「デザイン性」です。
北米風、フランスの田舎風、イングランドのチューダー風や北欧風など、海外の伝統的かつ優雅なデザインが人気です。
何年住んでも飽きることはなく上品なおもむきが感じられ、住む人の心を癒してくれます。
ゆったりと住める
「輸入住宅」の魅力のひとつは「ゆったりと住める」という点です。
特に北欧の住宅は、真冬に家の中で快適に過ごせることを目的に建てられています。
厳寒の中、家族が一歩も外に出ずにずっと過ごすのですから、狭いと息が詰まってしまうでしょう。
自然にゆったりとした空間が多くなり、気持ちが大きくなる設計になっています。
細かいところを仕切って目隠しをする日本の設計とは大きく違う考え方です。
「輸入住宅」メリット
「輸入住宅」のメリットを紹介します。
- 性能が優れている
- 耐震性が高い
性能が優れている
日本では住宅を建設すると、約30年ほどで建て替える傾向があります。
しかしアメリカやヨーロッパでは、一度住宅を建設すると100年以上もそのまま使い続けるのです。
その為に住宅に対しては「生涯の住処(すみか)であり、長く住む程価値が出る」という考え方をします。
寒さの厳しい国では断熱性や気密性が非常に高く、日本ではあまり使われない様な3重サッシ構造の家もあるのです。
耐震性が高い
日本は地震王国なので住宅の耐震性は世界一ではと思う人も多いのですが、海外の住宅の耐震性は非常に優れていると言えます。
これは「ツーバイフォー」と呼ばれる工法で、面で家を支える為に耐震性も高くなるからです。
「輸入住宅」デメリット
「輸入住宅」のデメリットを紹介します。
- メンテナンスが大変
- インテリア選びが大変
メンテナンスが大変
将来「輸入住宅」のメンテナンスが必要になった場合、資材はどうするのか、技術を持った人がいるのかなどの不安があります。
特殊な資材や技術が必要なので、メンテナンス契約をしておく必要があります。
インテリア選びが大変
「輸入住宅」にふさわしい内装に仕上げようと思うと、インテリア選びが大変です。
輸入家具を取り寄せると一気にお金がかかってしまうでしょう。
「輸入住宅」とは、海外から輸入した資材を使用して建てられた住宅のことです。
少し雰囲気が違うと思う住宅をチェックしてみましょう。