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「万国」とは?意味や使い方!例文や解釈

「万国」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

よく使う言葉でも詳しい意味は案外わからないままという言葉もあるものです。

ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「万国」という言葉の理解を深めていきましょう。

万国

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目次

  • 「万国」とは?
  • 「万国」の表現の使い方
  • 「万国」の類語や類似表現や似た言葉
  • 「万国」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「万国」の反対語
  • 「万国」の英語と解釈

「万国」とは?

「万国」とは?

「万国」とはあらゆる国、世界中の国々のことを言います。

また国際、世界といった意味となります。

  • 「万国」の語源や由来
  • 「万国」の読み方

「万国」の語源や由来

「万国」とは「万」「国」と書きます。

「万」とは「よろず」のことでもあります。

「よろず」とは数や種類が非常に多いこと、たくさん、あまた、色々といった意味です。

「万」=「よろず」でその意味が理解できていましたら「万国」が世界中の国々のことという意味であることが字を見ればわかるかと思います。

「万国」の読み方

「万国」と書いて「ばんこく」と読みます。

「万国」の表現の使い方

「万国」の表現の使い方

「万国」とは世界中の国々、国際、世界といった意味を持つ言葉です。

「親子間の愛情は万国共通」「男女の愛は、万国共通のようである」といった言い方は聞いたり、使ったりしたことがあるのではないでしょうか。

また「万国旗」という言葉もあります。

これは世界中の国々の国旗という意味です。

「万国旗で、会場を飾ると雰囲気がいいね」「運動会の飾りに、万国旗を飾る」などと使います。

また「万国地図」というのは世界地図のことです。

「万国」の類語や類似表現や似た言葉

「万国」の類語や類似表現や似た言葉

「万国」という言葉の意味が理解できたのではないでしょうか。

それでは「万国」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

  • 「諸国」【しょこく】
  • 「万邦」【ばんぽう】
  • 「世界」【せかい】

「諸国」【しょこく】

「諸国」とは、多くの国、方々の国、列国という意味になります。

「諸国の重要人物が集まって会議をする」「諸国の動きを探る」「欧米諸国」「アジア諸国」などと使います。

「万邦」【ばんぽう】

「万邦」とはあらゆる国、万国のことです。

少々難しく聞き慣れない言葉かもしれません。

「共和万邦」という言葉がありますが、これは多くの国々を協調させて、国内外が和やかになることという意味があります。

また「万邦無比」という四字熟語もあります。

こちらの意味は全ての国の中でも、比べることができないぐらいに優れていることとなります。

「無比」とは比べることができるものがいないという意味です。

「万邦」という言葉は通常の会話においては使う機会が少ないかもいしれませんが覚えておくようにしましょう。

「世界」【せかい】

「万国」という言葉をごく簡単に言い換えるならば「世界」という言葉を使います。

「世界」とは地球上のすべての国とか、地域といった意味を持っています。

それ以外にも、自分を中心とした生活の場、知識、見聞の範囲であるとか、同一の種類のものの集まりや社会のことを言う場合もあります。

「勝負の世界に生きている」「動物たちの世界では〜」「新しい世界が開ける」「狭い世界に生きている」「世界の平和を祈っています」など沢山の使われ方をする言葉です。

「万国」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「万国」を使った例文や短文など(意味を解釈)

それでは「万国」という言葉を実際に使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「万国」を使った例文1
  • 「万国」を使った例文2

「万国」を使った例文1

「万国博覧会は日本で開催されたこともあるんだよ」

万国博覧会とは世界各国が、工業製品、科学機会、美術工芸品などを出品、展示する国際的な博覧会のことを言います。

エキスポ、エクスポなどと言うこともあります。

第一回は1851年ロンドンで開催されました。

日本が初めて参加したのは1867年のパリで、江戸幕府の薩摩藩と佐賀藩がそれぞれ出品をしました。

日本で開催されたのは1970年の大阪府と、2005年の愛知県です。

「万国」を使った例文2

「恋愛で思い悩むのは、万国共通じゃないかな」

「万国共通」というのは「世界共通」という意味のことです。

恋愛感情で思い悩むのは、どの国の人でも同じではないかということを例文では「万国共通」という言葉を使って言っているのです。

どんなに積極的な人が多いとされる国の人でも、思いを寄せている人に振り向いてもらえるだろうかとか、好かれているかとか色々考えるのは同じではないでしょうか。

「万国」の反対語

「万国」の反対語

「万国」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。

明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。

  • 「我が国」【わがくに】
  • 「自国」【じこく】

「我が国」【わがくに】

「万国」とは世界の国々、あらゆる国という意味です。

その反対語として当てはまるのは「我が国」という言葉ではないでしょうか。

意味は自分の国、私の国という意味です。

「我が国が誇る芸術です」「我が国が今後繁栄していくには、あちらの国と同盟を結ぶこと以外ありません」などと使います。

少々、堅い表現になる言葉です。

「自国」【じこく】

「自国」とは「自分の国」という意味になります。

「自国開催の利がある」「自国で何とか解決できないものか」などと使います。

「万国」の英語と解釈

「万国」の英語と解釈

「万国」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。

英語では“all nations”“all countries on earth”と言います。

例文は“the flags of all nations.”(万国旗)となります。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「万国」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

「万国」とはあらゆる国、世界中の国 という意味です。

「万国旗」「万国博覧会」「万国地図」といった言葉も「万国」の意味が理解できていれば、すんなりと意味がわかるのではないでしょうか。

「万国」=「世界」と簡単な言葉に直して忘れないように覚えておくのも一つの方法です。

それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしていきましょう。