「波乱の展開」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「波乱の展開」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「波乱の展開」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「波乱の展開」とは?
- 「波乱の展開」の表現の使い方
- 「波乱の展開」を分解して解釈
- 「波乱の展開」を使った例文と意味を解釈
- 「波乱の展開」の類語や類義語・言い換え
「波乱の展開」とは?
「波乱の展開」とは、落ち着いてない、ごたごたした事態になるといった意味です。
予定通りに進まない、想定していなかった物事が起こる時などに「波乱の展開となりました」といった言い方をします。
- 「波乱の展開」の読み方
「波乱の展開」の読み方
「波乱の展開」と書いて「はらんのてんかい」と読みます。
「波乱の展開」の表現の使い方
「波乱の展開」とは物事が予想もしていないような騒ぎが起こるとか、ごたついた状態になった場合などに使われる言葉です。
試合、ドラマ、映画、小説などによく使います。
「こんな波乱の展開になるとは誰も予想できていなかった」「波乱の展開にますます目が離せない」といった使い方になります。
「波乱の展開」を分解して解釈
「波乱の展開」という言葉は「波乱」と「展開」という二つの言葉からできています。
それではそれぞれの意味の確認をしておきましょう。
- 「波乱」
- 「展開」
「波乱」
「波乱」とは騒ぎ、揉め事、ごたごたといった意味がある言葉です。
また単調ではなくて、変化があることを言います。
「展開」
「展開」とは物事を繰り広げる、発展する、進展する、といった意味があります。
広げて事が行われることという意味で使われる言葉でもあります。
「波乱の展開」を使った例文と意味を解釈
それでは「波乱の展開」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「波乱の展開」を使った例文1
- 「波乱の展開」を使った例文2
「波乱の展開」を使った例文1
「試合は前半から波乱の展開となり、どちらが勝つのかまったく予想がつかなくなってしまった」
試合において、予想とは違う出来事が起こることがあります。
例えば突然ケガをしてしまうとか、誰かが反則などをする、失格になるといったことです。
そのような状態を「波乱の展開」「波乱の幕開け」といった言葉で言い表すのです。
「波乱の展開」を使った例文2
「彼女の思う通りには進まず、波乱の展開となった」
物事は大体、こうなるだろうと予測であったり、予定があるものです。
しかし自分の思う通りに進まないとか、意図していたこととまったく逆のことが起こるということもあります。
そうしますと大騒ぎになったり、変化に戸惑うといったことが起こります。
それを「波乱の展開」という言葉で表すことができます。
「波乱の展開」の類語や類義語・言い換え
言葉の意味が理解できましたところで、「波乱の展開」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「トラブルになる」【とらぶるになる】
- 「大騒ぎになる」【おおさわぎになる】
- 「波風が立つ」【なみかぜがたつ】
「トラブルになる」【とらぶるになる】
「波乱」とはごたごた、トラブルといった言葉で言い換えることができます。
「波乱の展開」とは「トラブルになる」「トラブルになった」と同じ意味合いです。
「大騒ぎになる」【おおさわぎになる】
「波乱」は騒ぎ、争乱という意味ですから「大騒ぎになる」という言葉も類語として当てはまります。
「この後、物語は波乱の展開となる」は「この後、物語は大騒ぎになる」でも意味は同じで通じます。
「波風が立つ」【なみかぜがたつ】
「波風」とは波と風のことです。
風が吹き、水の表面に波が立つことでもあります。
そして別の意味としては揉め事、ごたごたという意味もあるのです。
「二人の関係に波風が立つ」「家庭に波風が立つのは好ましくない」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「波乱の展開」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「波乱」と「展開」のそれぞれの意味を正しく理解していれば「波乱の展開」という言葉は難しいとは感じないでしょう。
それでは、上手に言葉を使いこなしてください。