「しぶしぶ」とは？意味や類語！例文や表現の使い方

「しぶしぶ」とは?

「しぶしぶ(渋々)」という言葉は、「嫌々ながら物事をするさま」や「仕方なくやっている様子」を意味しています。

「しぶしぶ」というのは、「気が進まずに消極的に物事をしているさま」や「義務的に物事をやっていて気乗りしない様子」を示唆する言葉なのです。

例えば、「しぶしぶ仕事をしていても、自分のやる気だけではなく周りの士気も落とすだけです」といった文章で、「しぶしぶ」の意味を分かりやすく示すことができます。

「しぶしぶ」の表現の使い方

「しぶしぶ」の表現の使い方は、「乗り気でなく、嫌々ながら物事をしている場合」や「消極的に、物事を仕方なくやっている様子がある時」に使うという使い方になります。

「しぶしぶ」という表現は、「仕事・勉学・活動などの物事を、気が進まずに嫌々ながらしている時」に使う表現なのです。

例えば、「しぶしぶ仕事をしていたので、バイトリーダーから注意されました」や「しぶしぶと危険な登山をしていると、大怪我のリスクがあります。」

といった文章において、「しぶしぶ」という表現を正しく使用することができます。

「しぶしぶ」の対義語

「しぶしぶ」の対義語は、「積極的・前のめり」になります。

「しぶしぶ」という言葉は、「嫌々ながら消極的に物事をやっている様子」や「気が進まず後ろ向きな気持ちで仕事などをしていること」を意味しています。

「積極的」とは「自分か進んで物事をする前向きなさま」を意味していて、「前のめり」という言葉は「自分から積極的・前向きにのめり込んですること」を意味しています。

それらの意味から、「しぶしぶ」とは反対の意味を持つ対義語として、「積極的・前のめり」を指摘できるのです。

「しぶしぶ」を使った例文と意味を解釈

「しぶしぶ」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。

• 「しぶしぶ」を使った例文1
• 「しぶしぶ」を使った例文2

「しぶしぶ」を使った例文1

「友達と一緒にしぶしぶ勉強していても、教科の内容が全く頭に入ってきません。」

この「しぶしぶ」を使った例文は、「友達と一緒に仕方なく消極的な意識で勉強していても、教科の内容が全く頭に入ってこない」ということを意味しています。

「しぶしぶ」を使った例文2

「しぶしぶ作業をしていたら、荷物が落ちてきて怪我をしてしまいました。」

この「しぶしぶ」を使った例文は、「気が進まずに嫌々ながら作業をしていたら、荷物が落ちてきて怪我をしてしまった」ということを意味しています。

「しぶしぶ」の類語や類義語・言い換え

「しぶしぶ」の類語・類義語・言い換えについて、分かりやすく意味を説明していきます。

• 「嫌々・嫌そうに」
• 「面倒くさそうに・不承不承」
• 「仕方なく・やむを得ず」

「嫌々・嫌そうに」

「しぶしぶ」の類語・言い換えとして、「嫌々(いやいや)・嫌そうに」があります。

「しぶしぶ」という言葉は、「嫌々ながら物事をするさま」や「嫌そうな感じで仕事・勉学などをしていること」を意味しています。

それらの意味合いから、「しぶしぶ」と近しい似た意味を持つ類語(シソーラス)として、「嫌々・嫌そうに」という表現を上げることができるのです。

「面倒くさそうに・不承不承」

「しぶしぶ」の類義語・言い換えとして、「面倒くさそうに・不承不承(ふしょうぶしょう)」があります。

「しぶしぶ」という表現は、「乗り気でなく面倒くさそうにやる様子」や「納得できず不承不承、仕事などをやること」を意味しています。

「不承不承」という言葉は、「納得できず嫌々ながらやるさま」を意味しています。

それらの意味から、「しぶしぶ」の表現は「面倒くさそうに・不承不承」という表現で言い換えることが可能なのです。

「仕方なく・やむを得ず」

「しぶしぶ」の類語・言い換えとして、「仕方なく・やむを得ず」があります。

「しぶしぶ」という言葉は、「仕方なく物事をやっているさま」や「やむを得ないという気持ちで仕事などをしていること」を意味しています。

それらの意味合いから、「しぶしぶ」と良く似た意味を持つ類語(シソーラス)として、「仕方なく・やむを得ず」を指摘できます。