「つぶれそうなのにつぶれない店」とは?意味!概要
「つぶれそうなのにつぶれない店」は、読んで字の如く、一見では誰もお客さんが来ている様子がないのに、何故かつぶれないお店のことです。
目次
- 「つぶれそうなのにつぶれない店」とは?
- 「坂上&指原のつぶれない店」とは?
- 「つぶれそうなのにつぶれない店」の具体例
「つぶれそうなのにつぶれない店」とは?
「つぶれそうなのにつぶれない店」は、何故お店として存続できているのか不思議なほど、全く繁盛しているとは思えないお店を指して使います。
その特徴として、冒頭のように全くお客さんが来ている様子がない、不定休でしょっちゅう店主の都合で休んでいるなどが挙げられます。
しかし、つぶれないのにはそれなりの理由があるもので、そのようなお店をつぶれない理由と共に紹介する下記のような番組も放送されています。
「坂上&指原のつぶれない店」とは?
この「坂上&指原のつぶれない店」は、2018年4月から放送されている坂上忍氏と指原莉乃氏の司会による番組です。
タイトルのように、見るからにつぶれそうなのにつぶれない店を紹介する内容で2019年6月現在、毎々90分の放送枠で毎週日曜日に放送されています。
色々な職業別のつぶれない理由が分かるので、そのようなことに興味のある人にはとても面白く、為にもなる番組です。
「つぶれそうなのにつぶれない店」の具体例
いかにもつぶれそうなのにつぶれない店の具体的な例です。
職種別にいくつか挙げていきます。
店頭での対応や販売だけが全てではないのが大きな理由だと分かります。
- 具体例1
- 具体例2
- 具体例3
具体例1
「街の電気屋さん」
商店街などに見られる、個人経営の電気店のことです。
現在では大型の量販店で同じ製品が安く販売されているので、わざわざそのような高いお店で買うこともなく、いつ見てもお客さんが入っていないことがほとんどですが、収入は店頭での販売ではなく、出張修理がメインとなっています。
電話一本ですぐに来てくれるので、特に高齢の人には重宝されている存在です。
出張修理は1回でそれなりの金額をとるので、物自体が売れなくても充分な収入となっています。
具体例2
「布団専門店」
布団などそう簡単に買い換えるものではないので、何人もお客さんが居ることは珍しいと言えるでしょう。
それでもつぶれないのは、「貸し布団業」の方で稼いでいるからです。
学校の合宿や集会所の会合などへの貸し出しで、年間にすると結構な金額になり、それがある為につぶれないのです。
また、古い布団の打ち直しによる収入も馬鹿になりません。
1枚数千円だとしても、年間にすれば100万円を越える金額になることも珍しくありません。
具体例3
「個人経営の眼鏡店」
眼鏡は大型の安売りチェーン店の台頭で、個人店はとても苦しくなっていますが、眼鏡のフレームやレンズには使用期限がある訳ではないので、一度仕入れた品物を売れるまで置いておくことができます。
更に、原価率がとても低いのも理由の1つで、3割以下だと言われています。
売値が1万円の眼鏡の原価は、3000円以下だということです。
お店によっては、近隣の眼科とタイアップしていて、そこからお客さんを紹介してもらっていることもあります。
どのような商売にも、普通には見えない所で利益が出せる仕組みがあるものです。
その為に、この「つぶれそうなのにつぶれない店」が存続できているのだと言えるでしょう。