「後にする」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「後にする」とは、「特定の場所から去ること・出ること」や「物事を後回しにすること」を意味する言葉です。
「後にする」の「意味・読み方・使い方・後にすると立ち去るの違い・例文と解釈・類語(シソーラス)や言い換え」について、詳しく説明していきます。
目次
- 「後にする」とは?
- 「後にする」の表現の使い方
- 「後にする」と「立ち去る」の違い
- 「後にする」を使った例文と意味を解釈
- 「後にする」の類語や類義語・言い換え
「後にする」とは?
「後にする」という言葉は、「(空間的に)特定の場所から去ること・出ること」や「(時間的に)物事を後回しにすること」を意味しています。
「後にする」というのは、「その地点を、前に進む自分よりも後ろの位置にすること」が原義であり、その意味合いから「特定の場所・地点から去ることや出ること」を示しているのです。
例えば、「田舎の故郷を後にして、都会で働くことにしました」や「警察署を後にして、自宅に帰りました」などの文章で、「後にする」の意味を分かりやすく示すことができます。
- 「後にする」の読み方
「後にする」の読み方
「後にする」の読み方は、「あとにする」になります。
「後にする」の表現の使い方
「後にする」の表現の使い方は、「特定の場所から去る時・出る時」に使うという使い方になります。
例えば、「30分後には、そのホテルを後にしました」や「今日で異国の地を後にする」などの文章で、「後にする」という表現を正しく使用することができます。
また、「後にする」は「(時間的に)物事を後回しにする場合」にも使われることがあり、「私は宿題をゲームの後にして後悔しました」といった文章で使えます。
「後にする」と「立ち去る」の違い
「後にする」と「立ち去る」の違いは、「後にする」には「その場所から去る・その場所から長期的に離れる(故郷を後にする)」といったニュアンスがありますが、「立ち去る」には「ただその場所から去る・その場所からさっと動いて去る」といったニュアンスがあるという違いがあります。
また「後にする」には「別の目的・必要性があってその場を去る、去らなければならない」といった意味合いがありますが、「立ち去る」にはそういった目的や必要性のニュアンスがほとんどないという違いもあります。
「後にする」を使った例文と意味を解釈
「後にする」を使った例文を紹介して、その意味を解釈します。
- 「後にする」を使った例文1
- 「後にする」を使った例文2
「後にする」を使った例文1
「参加者の皆さんは会議場を後にして、次の会食の席へと向かいました。」
この「後にする」を使った例文は、「参加者の皆さんは会議場を出られて、次の会食の席へと向かった」ということを意味しています。
「後にする」を使った例文2
「食事をご飯の後にする癖がついてしまっている。」
この「後にする」を使った例文は、「食事をご飯よりも時間的に後回しにする癖がついてしまっている」ということを意味しています。
「後にする」の類語や類義語・言い換え
「後にする」の類語・類義語・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。
- 「去る・出る」
- 「出発する・出て行く」
- 「後回し」
「去る・出る」
「後にする」の類語・言い換えとして、「(空間的にその場所・建物を)去る・出る」があります。
「後にする」という表現は、「ある特定の場所・建物から去ること、出ること」を意味しています。
その意味合いから、「後にする」の表現は「去る・出る」という表現で言い換えることができるのです。
「出発する・出て行く」
「後にする」の類義語・言い換えとして、「出発する・出て行く」があります。
「出発する」という言葉の意味は、「ある地点や場所から出て目的地に向かうこと」になります。
「出て行く」という表現は、「現在の場所や建物から外に出ること」を意味しています。
それらの意味から、ある場所・建物から去ること(出ること)を意味する「後にする」とほとんど同じ意味を持つ類語として、「出発する・出て行く」を指摘できます。
「後回し」
「後にする」の類語・言い換えとして、「後回しにする」があります。
「後にする」の表現には、「ある物事を時間的に後回しにする」という意味があります。
すべきことを今せずに、後にすること
その意味から、「後にする」の言葉は「後回しにする」という言葉で言い換えることが可能なのです。
「後にする」という言葉について徹底的に解説しましたが、「後にする」には「特定の場所から去ること・出ること」や「物事を後回しにすること」などの意味があります。
「後にする」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「去る・出る」「出発する・出て行く」「後回しにする」などがあります。
「後にする」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。