「感慨がわく」とは？意味や類語！例文や表現の使い方

「感慨がわく」とは?

みなさんは「感慨がわく」という言葉を知っているでしょうか。

久しぶりに学生時代の友達と会った時などに、「感慨がわく」かもしれません。

一方で、「感慨がわく」という言葉をまるで知らないという人もいるでしょう。

そこで「感慨がわく」という言葉の意味を紹介します。

• 「感慨がわく」の読み方
• 「感慨がわく」の意味

「感慨がわく」の読み方

「感慨がわく」は「かんがいがわく」と読みます。

「感慨」は「かんがい」と読みます。

また「わく」は漢字表記すると、「湧く」になります。

「感慨がわく」は「かんがいがわく」と読み、「感慨が湧く」と表記できることを知っておきましょう。

「感慨がわく」の意味

「感慨がわく」には、どのような意味があるでしょうか。

「感慨がわく」の「感慨」には、「身に染みて感じること」「身に染みて感じる思い」という意味があります。

「わく」には「心に浮かぶ」という意味があるため、「身に染みて感じるような思いが、心に浮かぶ」という意味があります。

学生時代の友達と再会すると、当時の楽しかった思い出や、青春時代ならではの切ない思いなどが、心に浮かぶでしょう。

このような体から湧き上がるような思いを得た時、「感慨がわく」という言葉を使いましょう。

「感慨がわく」の類語や類似表現や似た言葉

次に「感慨がわく」の類語や類似表現を紹介します。

「感慨がわく」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

• 「感動する」【かんどうする】
• 「感激する」【かんげきする】
• 「ぐっとくる」【ぐっとくる】

「感動する」【かんどうする】

「感動する」という言葉は、広く使われています。

「感動する」には、「物事に深く感じて、心が動くこと」という意味があります。

素晴らしい歌声を聞いた時は、深く感じ入り、心が動くでしょう。

このような時の心情は「素晴らしい歌声に感動する」と表現できます。

「感激する」【かんげきする】

「感激する」には、「物事に強く感じて、心を動かされること」という意味があります。

例えばスポーツの世界大会でメダルを獲得する選手の奮闘を見て、強く感じ、そのスポーツをやりたいと思う人がいます。

この時、選手の奮闘に強く感じて、心が動かされているため、「アスリートの奮闘に感激した」という文章を作れます。

「ぐっとくる」【ぐっとくる】

「ぐっとくる」という言葉を使ったことがあるでしょうか。

「ぐっとくる」には、「感動が、息が詰まるように強く迫る」という意味があります。

例えば結婚式の披露宴で、新婦の挨拶を聞いている時に、感動で息が詰まりそうになり、涙がこぼれることがあるかもしれません。

このような心情を「ぐっとくる」と言います。

「感慨がわく」を使った例文や短文など

「感慨がわく」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「感慨がわく」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

• 「感慨がわく」を使った例文1
• 「感慨がわく」を使った例文2

「感慨がわく」を使った例文1

「故郷を訪れて、様々な『感慨がわく』」

この例文のように、故郷には、様々な思い出があります。

歩いているだけで、身に染みて感じる思いが浮かんでくるでしょう。

例えば懐かしい、子供の頃に通った商店などを見た時に、何かの思いを得る時、「感慨がわく」と表現できます。

「感慨がわく」を使った例文2

「仕事人生を振り返り、『感慨がわく』」

この例文のように、定年が近づいて自分の会社員人生などを振り返る時、身に染みて感じる思いが湧きあがってくるかもしれません。

言葉にはできなくても、「頑張った」「大変だった」など、体全体から思いが立ち上がるような時、「感慨がわく」という言葉を使いましょう。