「豪語」とは?意味や使い方!例文や解釈
「豪語」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「豪語」という言葉を使った例文や、「豪語」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「豪語」とは?
- 「豪語」の類語や類似表現や似た言葉
- 「豪語」を使った例文や短文など
- 「豪語」の反対語
「豪語」とは?
「豪語」という言葉を知っているでしょうか。
みなさんの身近に「俺が社長になると豪語している」同僚がいるかもしれません。
一方で、「豪語」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「豪語」という言葉の意味を紹介します。
- 「豪語」の読み方
- 「豪語」の意味
「豪語」の読み方
「豪語」は「ごうご」と読みます。
「豪」は「ごう」、「語」は「ご」と読みます。
これを機会に、「豪語」は「ごうご」と読みましょう。
「豪語」の意味
「豪語」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「豪語」には、「意気盛んに大きなことをいうこと」または「その言葉」という意味があります。
「俺が社長になると豪語する」という言葉には、「俺が社長になる」と意気盛んに大きなことを言うという意味があります。
このように「豪語」には、「意気盛んに大きなことをいうこと」という意味があります。
「豪語」の類語や類似表現や似た言葉
次に「豪語」の類語や類似表現を紹介します。
「豪語」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「高言」【こうげん】
- 「大口」【おおぐち】
- 「大言壮語」【たいげんそうご】
- 「吹く」【ふく】
- 「ラッパを吹く」【らっぱをふく】
「高言」【こうげん】
「高言」には、「威張って偉そうに大きなことを言うこと」という意味があります。
例えば、「俺は億万長者になる」と偉そうに言っている人を見た時は、「億万長者になると高言している人がいる」という文章にできます。
「大口」【おおぐち】
「大口」には、「勝手なことをはばからずに言うこと」という意味があります。
「大口をたたく」という定型句で使われることが多く、「大口をたたいて失敗する」には、「勝手に偉そうなことを言って、失敗する」という意味があります。
「大言壮語」【たいげんそうご】
「大言壮語」は、四文字熟語になります。
「大言壮語」には、「実行できないことでも、いかにもできるように言う」という意味があります。
「例えば、世界一の企業を作る」と、学生が突然言い始め、本気でできると思っているかのように言う時に、「学生が世界一の企業を作ると、大言壮語している」という文章を作れます。
また中学生の男子は、「アイドルと結婚する」などの、「大言壮語」を言いやすい傾向があります。
「吹く」【ふく】
「吹く」には、「大げさなことを言い続ける」という意味があります。
「吹く男」は、「大げさなことを言い続ける男」という意味になります。
ネット上で発信する人の中には、「吹く」タイプの人がいます。
その後、その人が成果をもたらせるかどうかは、時間が経たないと分からないかもしれません。
「ラッパを吹く」【らっぱをふく】
「ラッパを吹く」という言葉があります。
「ラッパを吹く」には、「率先して大げさなことを言う」という意味があります。
イベントの責任者が「ラッパを吹き」、参加者を募ることがあります。
「豪語」を使った例文や短文など
次に「豪語」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「豪語」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「豪語」を使った例文1
- 「豪語」を使った例文2
「豪語」を使った例文1
「相手に指一本触れさせないと『豪語』するだけあり、テクニックに優れている」
この例文は、防御テクニックに自信があるボクサーが、対戦前のインタビューで、「敵は私に、指一本触れられないだろう」などと、「豪語」したシーンを文章にしたものです。
格闘技のイベント前は、対戦相手同士がケンカをしたり、「豪語」し合う傾向があります。
「豪語」を使った例文2
「モテると『豪語』した割に、誰にも相手をしてもらえない」
この例文は、男女が集まるイベントを前に「モテる」と大げさに言い放っていた男性が、実際にイベントが始まってみると、どの女性にも相手にされていないという情けない場面です。
「豪語」をして、結果が伴わないと、言葉と行動に落差が出るため、おもしろみが出たり、怒りがわいたりします。
「豪語」の反対語
「豪語」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
そこで「豪語」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。
- 「ぼやかす」【ぼやかす】
- 「匂わせる」【におわせる】
- 「言い渋る」【いいしぶる】
- 「言葉を濁す」【ことばをにごす】
「ぼやかす」【ぼやかす】
「ぼやかす」という言葉には、「言葉をハッキリ言わないこと」「あいまいにすること」という意味があります。
例えば、長い期間付き合っているカップルの男性に対して、女性が「結婚する気ある」と質問した時、答えをあいまいにする時、「答えをぼやかす」と言います。
何かをハッキリさせず、あいまいにする時、「ぼやかす」という言葉を使います。
「匂わせる」【におわせる】
「匂わせる」には、「それとなく分かるように言う」という意味があります。
例えば、「A君が女性スタッフに嫌われている」という事実がある時、A君を呼び出して「お前は女性スタッフに嫌われている」とハッキリ言えないかもしれません。
そこで、A君になんとなく伝わるよう、「最近、お前と仕事をしたがらない女性スタッフが増えている」とか、「女性スタッフに嫌われるような男性は、出世しない」などと、分かるように話をします。
A君の表情が変わり、態度を改め始めたら、「匂わせる」ことに成功したことが分かります。
「言い渋る」【いいしぶる】
「言い渋る」には、「言うのをためらう」という意味があります。
そもそも言いたくないことを、立場上、言わなければならない時があります。
何とか話し始めたものの、途中で言うのをためらう時、「言い渋る」という表現になります。
例えば、デートに誘われた時、行きたくないと思っていても、相手を考えて、言いにくいと感じている時、「返事を言い渋る」ことになるかもしれません。
「言葉を濁す」【ことばをにごす】
「言葉を濁す」という言葉もあります。
「言葉を濁す」には、「あやふやにごまかして、ハッキリ言わない」という意味があります。
例えば、人事部のスタッフが、誰かにリストについて話をする時は、言いにくいため、最後は「言葉を濁す」かもしれません。
「豪語」という言葉について見てきました。
意気盛んに大きなことを言う人を見た時に、「豪語」という言葉を使ってみましょう。