「こだわりが強い」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「こだわりが強い」、という表現を知っているでしょうか。
人間関係の中にもこだわりの強い人がいるかもしれませんね。
「こだわりが強い」というのは一体どのような人なのでしょうか。
ここでは「こだわりが強い」という言い回しについて紹介します。
目次
- 「こだわりが強い」とは?
- 「こだわりが強い」の表現の使い方
- 「こだわりが強い」の英語と解釈
- 「こだわりが強い」を使った例文と意味を解釈
- 「こだわりが強い」の類語や言い換え
「こだわりが強い」とは?
「こだわりが強い」というのは自分の信念を曲げない人、強い心がある人、という意味になります。
例えば仕事に対して「こだわりが強い人」であれば、仕事で任されたことを妥協せず、最後までやり通す力があります。
趣味において「こだわりが強い人」は、技術の習得に集中し、精進していこうという姿勢を持っています。
このように「こだわりが強い」という人には魅力があり、周りから好かれることもあります。
その一方で「こだわりが強い人」はこだわりが強すぎて周りとうまくいかない場合もあります。
- 「こだわり」の語源
「こだわり」の語源
こだわりという表現は少しという表現の「こ」と支障をきたすという表現の「障る」が合わさり、「たわる」になったところから完成した表現なのではないかといわれています。
また、「戯れる(たわむれる)」という表現がありますが、遊び興じている様子を「戯る(たわる)」といいます。
「こだわりが強い」の表現の使い方
「こだわりが強い」という表現は日常生活でも使えますし、ビジネスでも使える表現です。
例えば仕事でこだわりを持っている人は、妥協しないといったイメージがありますよね。
絶対にプロジェクトを成功させたいと考えている人であれば取引先の会社にどのようにアピールするのか、しっかり考えていますし、絶対に成功させたいという意識を忘れません。
日常生活においても掃除に「こだわりが強い」人は自分なりの掃除の仕方がありますし、部屋が綺麗でなければ気が済まないということもあります。
「こだわりが強い」の英語と解釈
「こだわりが強い」という表現を英語にすると“particular about”、“fussy about”などという表現になります。
「彼は食べ物にこだわりが強い」ということであれば“He is very particular about food.”になります。
食べ物に「こだわりが強い」場合は食べ物が楽しめない、他の人の食べ物に口うるさい、などという印象を与えることがありますので気をつけなければいけません。
「こだわりが強い」を使った例文と意味を解釈
ここでは「こだわりが強い」という表現を使った例文を紹介します。
- 「こだわりが強い」を使った例文1
- 「こだわりが強い」を使った例文2
「こだわりが強い」を使った例文1
「彼女はお菓子を焼くことにこだわりが強く、材料にもこだわりがある」
お菓子を焼くことにこだわりを持つ人の中には、例えばバターはこれでなければならない、卵はこれのほうがおいしい、などというこだわりも持っていることがあります。
そのような材料があるからおいしいお菓子が焼き上がると感じる人もいますが、人によっては「そこまでしなくても美味しくできる」などと感じる場合もあります。
「こだわりが強い」を使った例文2
「あそこの奥さんはこだわりが強すぎて、話していても楽しくない」
「こだわりが強い」という事は魅力的でもありますが、あまりにも強いこだわりを持ってしまうと周りから敬遠されてしまうことがあります。
例えばお祭りや自治会などのイベント等の計画を立てようとしても、あまりにも「こだわりが強い」と周りがついていけなくなってしまいます。
「こだわりが強い」の類語や言い換え
ここでは「こだわりが強い」という表現の類義語を紹介します。
- 「固執する」【こしつする】
- 「執着する」【しゅうちゃくする】
- 「信念がある」【しんねんがある】
「固執する」【こしつする】
個室という表現には自分の意見を主張して譲らない、態度などを頑固に変えない、などという意味があります。
良い意味でも悪い意味でも使われる傾向がありますので気をつけましょう。
「執着する」【しゅうちゃくする】
執着という言葉にはある物事を手に入れようとすること、あるいは手に入れたものに強く惹かれてそこから心が離れないこと、という意味があります。
例えばお金にこだわりがある人はお金に執着する、などと言われることもあります。
「信念がある」【しんねんがある】
信念がある、というのはしっかりとした考えを持っていて周りに流されない、という意味になります。
性質や意思などがゆるぎない様子を信念があると表現します。
「こだわりが強い」という表現は日常的にも使える言い回しですのでしっかりと覚えておきましょう。
こだわりを持つことも大切ですが、時と場合に応じて適度という表現を知ることも大切です。