「パケ死」とは?意味や表現の使い方について解釈
スマホで「パケ死」という言葉が使われますが、一体どの様な意味なのでしょうか。
語源や関連語などを紹介します。
目次
- 「パケ死」とは?意味
- 「パケ死」の語源や由来
- 「パケ死」が海外で起こる理由
- 「ギガ死」とは?
「パケ死」とは?意味
「パケ死」とは、携帯電話の通信タイプでパケットを使い過ぎてしまい、高額な料金を請求されてしまうことです。
現在ではパケット通信では定額制が導入されていて、加入していれば月にどれだけ使っても一定の金額です。
しかし少し前のスマホ以前のガラケー時代にはその様なサービスはなく、便利だからと調子に乗って通信してしまい、気付いたら高額請求が来てしまい、支払いができなくなる人が多かったのです。
この状態を「パケ死」と呼んでいました。
「パケ死」の語源や由来
「パケ死」の語源と概要について紹介します。
- 「パケ死」の語源
- 概要
「パケ死」の語源
「パケ死」の「パケ」は「パケット通信」からきていて、「パケット通信が高額過ぎて死んだ」という意味を略したものです。
概要
2000年頃まで携帯電話は従量制で、インターネットを使用した場合「1パケット当たり〇円」と設定されていました。
そもそも携帯電話はメールの送受信から始まったものであり、通信量も少なく従量制でもそれほど問題はありませんでした。
ところが携帯電話でインターネットが出来る様になり、更にはダウンロードや画像の送受信の機能が付くと、それだけ容量も必要になり、パケット通信量も増えて行ったのです。
これにより1ヵ月間フルに使った末に数万円から数十万円もの通信料金を請求されるケースが増えて、社会問題になりました。
通信会社ではパケット定額制などを導入しましたが、従量制から切り替えなかった人が相次いで高額請求に苦しむことになり「パケ死」という言葉が生まれたのです。
「パケ死」が海外で起こる理由
「パケ死」は海外でもよく起こります。
その理由として、例え定額制で契約していても、海外で使用したパケット通信料は適用外になってしまうからです。
そして海外のパケット通信料は非常に高く、1日中使用するスマホなどは海外では何十万とかかるものなのです。
「ギガ死」とは?
「ギガ死」とは「契約している通信量を越えてしまい、速度制限をされてしまうこと」です。
スマホを契約する時には予め「3GB」「5GB」など通信量が決められているのですが、動画を見過ぎたり画像送信をやり過ぎたりして契約している容量をオーバーしてしまうと速度制限をかけられてしまいます。
インターネットに接続するのにかなり時間がかかってしまう様になり、この状態を「ギガ死」と呼んでいるのです。
ソフトバンクのCMで使われたことから話題になり、広く使われる様になりました。
「パケ死」とは、パケットを使い過ぎてしまい、高額な料金を請求されてしまうことです。
海外に出かける人にアドバイスをする時に使ってみましょう。