「慧眼の持ち主」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「慧眼の持ち主」という表現を知っているでしょうか。
「慧眼の持ち主」が身近にいると安心できますね。
それならば、この言葉にはどのような意味があるのでしょうか。
目次
- 「慧眼の持ち主」とは?
- 「慧眼の持ち主」の表現の使い方
- 「慧眼の持ち主」を分解して解釈
- 「慧眼の持ち主」を使った例文と意味を解釈
- 「慧眼の持ち主」の類語や類義語・言い換え
「慧眼の持ち主」とは?
「慧眼の持ち主」というのは、良いものと悪いものを見分ける力の持ち主という意味です。
物事はたとえ良いものに見えたとしても実際は良くなかった、などという事がありますよね。
悪いものに見えても実際は問題がなかったということもあるでしょう。
人間関係においても、自分に対して冷たい人が必ずしも悪い人とは限りません。
そのため、外観に誤魔化されないようにしなければなりません。
1-1「慧眼の持ち主」の読み方
「慧眼の持ち主」という言葉は「けいがんのもちぬし」になります。
慧眼は日々の生活で使う言葉ではありませんので、機会がある時に覚えておきましょう。
「慧眼の持ち主」の表現の使い方
これは物事をしっかり判断できる、善悪の判断ができる、本質が見抜ける、という人を指します。
日常的に使うことも可能ですし、ビジネスでも使えます。
ビジネスでは、「慧眼の持ち主」はまさに重宝されるでしょう。
トラブルが起こる可能性がある場合にその可能性に気付き、きちんと解決できる人はまさに「慧眼の持ち主」と言えます。
「慧眼の持ち主」を分解して解釈
ここでは「慧眼の持ち主」という表現を分解して紹介します。
- 「慧眼」
- 「持ち主」
「慧眼」
慧眼という言葉には物事の本質を見抜く洞察力、将来を見通す能力、という意味があり、「慧眼がある」などという表現で使われます。
元々は「えげん」という仏教用語で、褒め言葉として使われていました。
褒め言葉ですから、「ご慧眼」としてビジネスの場などで使われることもあります。
「持ち主」
持ち主には、そのものを所有しているひとという意味があります。
所有主とも言い、持主と表記する場合もあります。
「慧眼の持ち主」というと、慧眼を所有している人という意味になります。
「慧眼の持ち主」を使った例文と意味を解釈
ここでは「慧眼の持ち主」という表現を使った例文を紹介します。
- 「慧眼の持ち主」を使った例文1
- 「慧眼の持ち主」を使った例文2
「慧眼の持ち主」を使った例文1
「このトラブルを事前に見抜いて防いだ力はまさに慧眼の持ち主だね」
特にビジネスなどにおいては、事前に1方が大切です。
あるいは、見た目にごまかされずに何が1番良いものなのか、見分ける力も求められていますね。
どのようなトラブルが起こるか事前に見極め、そのトラブルを防げれば、それはまさに「慧眼の持ち主」ということになります。
「慧眼の持ち主」を使った例文2
「あんなすぐに犯人が分かるとは、彼女は慧眼の持ち主だ」
事件が起こったとき、その時の状況だけを見て犯人が分かったら、それは「慧眼の持ち主」だと言えるでしょう。
ただし、その場合は言いがかりなどがないように気をつけなければいけません。
名誉棄損にならないよう注意することも大切です。
「慧眼の持ち主」の類語や類義語・言い換え
ここでは「慧眼の持ち主」という言葉の類義語を紹介します。
- 「洞察力がある」【どうさつりょくがある】
- 「眼力の持ち主」【がんりきのもちぬし】
- 「目利き」【めきき】
「洞察力がある」【どうさつりょくがある】
洞察力がある、というのは物事を深く鋭く見抜く力があるということになります。
物事を見抜く力、見通す力であり、観察しただけでは分からないものを直感的に感じる力がある、という意味です。
「眼力の持ち主」【がんりきのもちぬし】
眼力の持ち主とは、良いものと悪いものを見分けるのに秀でている人です。
眼力とは目でものを見る力でもありますが、物事の善悪や真偽などを見抜く力、という意味があります。
「目利き」【めきき】
目利きとは、真偽や良否を見分けるという意味で、鑑定やそれに準ずる人を指します。
書画や刀剣などの良し悪しを見分ける人を意味しています。
「慧眼の持ち主」という表現は物事の善悪や真偽を見分ける力を持つ人、という意味になりますので、ぜひ覚えておきたい表現になります。
自分も「慧眼の持ち主」になりたいですね。