「つかみどころがない」とは？意味や類語！例文や表現の使い方

「つかみどころがない」とは?

みなさんは「つかみどころがない」という言葉を知っているでしょうか。

「つかみどころがない話」などと言ったことがあるかもしれません。

一方で、「つかみどころがない」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。

そこで「つかみどころがない」という言葉の意味を紹介します。

• 「つかみどころがない」の漢字
• 「つかみどころがない」の意味

「つかみどころがない」の漢字

「つかみどころがない」は、漢字にすると、「掴み所が無い」になります。

少し難しい漢字表記ですが、「掴み所が無い」と書けることを知っておきましょう。

「つかみどころがない」の意味

「つかみどころがない」には、どのような意味があるでしょうか。

「つかみどころがない」には、「本質的な部分が、ハッキリしない様子」という意味があります。

そのため「つかみどころがない人」という場合は、「本心が分からない人」「本質がわからない人」などの意味があります。

また「つかみどころがない話」という場合は、「本筋がハッキリしない話」「意味が良く分からない話」という意味があります。

このように「つかみどころがない」には、「本質的な部分が、ハッキリしない様子」という意味があります。

「つかみどころがない」の類語や類似表現や似た言葉

次に「つかみどころがない」の類語や類似表現を紹介します。

「つかみどころがない」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

• 「ミステリアス」【みすてりあす】
• 「正体不明」【しょうたいふめい】

「ミステリアス」【みすてりあす】

「ミステリアス」には「神秘的」「不思議な様子」という意味があります。

「あの人はミステリアスだね」という場合は、「神秘的な人」という意味があります。

仕事仲間に対して「ミステリアス」という言葉を使う時は、「プライベートの様子がイメージできない人」という意味で使うことが多くなっています。

「正体不明」【しょうたいふめい】

「正体不明」は、「人や生き物の、本当の姿が分からない」という意味があります。

例えば、謎の生き物がいることは分かっていても、その本当の姿が分からない時、「正体不明の生物」などと言われます。

「つかみどころがない」を使った例文や短文など

続いて「つかみどころがない」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「つかみどころがない」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

• 「つかみどころがない」を使った例文1
• 「つかみどころがない」を使った例文2

「つかみどころがない」を使った例文1

「『つかみどころがない』人ほど、気になる」

この例文のように、本質が見えない人ほど、気になってしまうという人もいるでしょう。

どのような人か理解したくて近づき、理解できたと思った途端に、興味を失う人もいるかもしれません。

「つかみどころがない人」や「ミステリアスな人」は、このように「知りたい」という欲求がわくため、モテるかもしれません。

「つかみどころがない」を使った例文2

「『つかみどころがない話』を散々ざれる」

この例文は、何を言っているのか分からないような、不思議な話を聞かされた時の感想を言葉にしたものです。

昔話などを聞くと、「つかみどころがない話」があり、意味不明でありながら、何だか怖い、何だかすごいと感じることがあるかもしれません。