「うりざね顔」とは?意味や使い方・そのような有名人についても解説!
人間の顔を表現する言葉には色々ありますが、この「うりざね顔」は、一見ではどのような意味なのか分からないことも多いかも知れません。

目次
- 「うりざね顔」とは?
- 「うりざね顔」の語源や由来
- 「うりざね顔」の有名人
- 「うりざね顔」の英語と解釈
「うりざね顔」とは?

「うりざね顔」とは、瓜の種の形に似た輪郭の顔のことを指して使います。
その種のように、面長な女性の顔の表現に使う言葉で、男性に使うことはまずありません。
この言葉自体には含まれていませんが、加えて、色白で目鼻立ちが通っているという意味が暗に含まれていると考えてください。
よって、そのような顔立ちの美人に対して使う言葉で、褒め言葉と解釈して構いません。
「うりざね顔」の語源や由来

「うりざね顔」は、漢字では「瓜実顔」と表記します。
よって、瓜の実のような特徴の顔だと解釈されてしまうことがありますが、実ではなく、種の方なので注意が必要です。
何故「種」のような輪郭の顔のことなのに、漢字は「実」とするのかについては定かではありませんが、昔には「瓜種顔」(「うりざね顔」の意味で)と使っていた小説もあったように、明確な理由はないのかも知れません。
「うりざね顔」の有名人

現在、うりざね顔の有名人と言えば、芸能人では鈴木保奈美氏や水野美紀氏、沢尻エリカ氏などが挙げられます。
これらの女性の顔は共通して、瓜の種の形に似た面長の輪郭だと言えるでしょう。
これは、もちろん褒め言葉として使っています。
また、姉妹で元フィギュアスケーターの浅田舞、浅田真央の両氏も、このうりざね顔という表現がぴったりと合う顔をしています。
「うりざね顔」の英語と解釈

「うりざね顔」を英語で表現するのはやや難しく、そのまま「瓜の種に似た輪郭の顔」と英訳するのは無理があるので、“an oval face”とでもするのが適当です。
この“an oval face”は、直訳では「楕円形の(輪郭の)顔」となりますが、うりざね顔の特徴を短くうまく捉えており、そのような顔に対して英語圏で使われることも多い表現です。
尚、この英語の場合には、日本語のうりざね顔とは違い、男性に対して使っても全く問題ありません(性別を選ばずに使えます)。
男性が対象の場合には、いわゆるイケメン的な響きが入ると考えていいでしょう。
「うりざね顔」は、面長の美人の顔を指して使う言葉です。
時代と共に流行りは変わるものですが、この「うりざね顔」は、日本古来(記録にあるのは平安時代)から美人の特徴とされており、現代でもそれは変わっていないということです。