「ランドセル」とは?関連について解釈
小学校の頃持っていて当たり前だった「ランドセル」について紹介します。
目次
- 「ランドセル」とは?
- 「ランドセル」の語源
- 「ランドセル」は海外でも人気
「ランドセル」とは?
「ランドセル」とは、日本の小学生が通学する時に教科書や筆箱など授業に必要なものを入れる大きなバッグのことです。
形はリュックサックに似ていますが、マチ部分が幅広く角ばった形をしていて、教科書やノートが収納できる様になっています。
小学校6年間、しかもやんちゃ盛りにの子供が毎日使用しても壊れない程耐久性があります。
色は以前までは男の子が黒、女の子が赤というのがほとんどでしたが、2000年以降になるとカラーが豊富になり、青やピンク、紫などのランドセルも販売されています。
日本では「ランドセルを背負っている=小学生」となり、小学生を象徴するアイテムです。
「ランドセル」の語源
「ランドセル」の語源は、オランダ語の“ransel”で「ランセル」と読み「背負いカバン」という意味です。
江戸時代の末期に、幕府が軍隊を取りまとめる際に、洋式のバッグを取り入れることになりました。
その時にオランダから輸入されたのが「ランセル」で、布製の背負いカバンでした。
この「ランセル」が次第に変化して「ランドセル」と言われる様になったのです。
因みに日本のランドセルは英語では“school bag”です。
「ランドセル」は海外でも人気
「ランドセル」は、耐久性が高く収納も十分な為に海外でも注目されています。
フランスでは「バックパック」として使用したり、中国では日本に来た際に子供へのお土産として購入する人もいます。
日本のアニメによりランドセルを知った外国人が購入することもあるのです。
「ランドセル」は、日本独特のバッグです。
見た目もよく機能性に優れた日本が誇る文化と言って良いでしょう。