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「憂き目にあう」とは?意味や類語!表現の使い方

「憂き目にあう」、という表現を聞いたことがあるでしょうか。

人間は生きていれば、「憂き目にあう」ことがあります。

それならば「憂き目にあう」という表現にはどのような意味があるのでしょうか。

ここでは「憂き目にあう」という言い回しについて紹介します。

憂き目にあう

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目次

  • 「憂き目にあう」とは?意味
  • 「憂き目にあう」の表現の使い方
  • 「憂き目にあう」の英語と解釈
  • 「憂き目にあう」を使った例文と意味を解釈
  • 「憂き目にあう」の類語や類義語


「憂き目にあう」とは?意味

「憂き目にあう」とは?意味

「憂き目にあう」、というのは辛い経験や悲しい経験をするということになります。

不幸に見舞われる、不遇になる、などという意味もあり、例えば「選挙で落選して憂き目にあう」「両親を失うという憂き目にあう」、などという表現があります。

失恋したことによって「憂き目にあう」という人もいるでしょう。

憂き目という言葉には辛いことや苦しい体験という意味があります。



「憂き目にあう」の表現の使い方

「憂き目にあう」の表現の使い方

「憂き目にあう」という表現は、悲しい経験や辛い経験をしたときに使える言い回しです。

例えば、病気になって入院したとなれば、それは大変な憂き目ですよね。

手術をしなければいけない、入院をすることになって子供と離ればなれにならなければいけない、など、それぞれにそれぞれの憂き目があるといえます。

また、両親を事故などで失い、辛い思いをする人もいるでしょう。

恋人に振られてしまって悲しい思いをする人もいます。

それらは「憂き目にあう」という表現で表すことが可能です。

「憂き目にあう」の英語と解釈

「憂き目にあう」の英語と解釈

「憂き目にあう」、という表現は“have a bitter experience”“suffer a misfortune”表現できます。

あるいは、例えば「両親をなくすという憂き目にあった」ということであれば“I had a rough time losing my parents. ”と表現することも可能です。



「憂き目にあう」を使った例文と意味を解釈

「憂き目にあう」を使った例文と意味を解釈

これは「憂き目にあう」という例文を紹介します。

  • 「憂き目にあう」を使った例文1
  • 「憂き目にあう」を使った例文2

「憂き目にあう」を使った例文1

「アナとエルサは同時に両親を失うという憂き目にあった」

ディズニーで有名な映画、アナと雪の女王では、アナとエルサが両親を船旅で失います。

ディズニーは両親を失う、母親を失う、などというストーリーが多いと言われていますが、アナと雪の女王もその一つですね。

これによって主人公たちは周りから支えられ、強くなり、前を向いて生きていく、というストーリーが多いと言われています。

「憂き目にあう」を使った例文2

「白雪姫は継母に命を狙われるという憂き目にあったが、白馬の王子様に出会って幸せになった」

白雪姫も優しい母親をなくし、父親が意地悪な継母と結婚したことによって命をねらわれたという悲劇のヒロインです。

実際には狩人に助けられ、小人たちに守られながら白雪姫は楽しく生活していました。

最終的に継母が作った毒リンゴを食べてしまいますが、王子様のキスによって目覚め、王子様と結婚をして幸せに暮らした、というストーリーがよく知られています。

「憂き目にあう」の類語や類義語

「憂き目にあう」の類語や類義語

ここでは「憂き目にあう」という表現の類義語を紹介します。

  • 「不遇になる」【ふぐうになる】
  • 「不幸に見舞われる」【ふこうにみまわれる】
  • 「ひどい目に会う」【ひどいめにあう】

「不遇になる」【ふぐうになる】

不遇になる、という表現は不幸に見舞われる、という意味になります。

形容動詞の「不遇だ」の連用形に動詞「なる」がついた形になります。

不遇とは才能や人物にふさわしい地位や境遇を得ていないこと、という意味です。

才能を持ちながらも巡り合わせが悪く、世間に認められない状態を指しています。

「不幸に見舞われる」【ふこうにみまわれる】

不幸に見舞われる、というのは悪い結果に巻き込まれる、不幸な目に会う、という意味になります。

悲運に見舞われる、といった言い方もあります。

「ひどい目に会う」【ひどいめにあう】

ひどい目に合う、というのはひどく嫌な体験をする、散々な目に合う、という意味です。

例えば、傘をうっかり忘れて外出してしまい、雨に降られてしまって濡れてしまったとなれば、ひどい目にあったと表現する人が多いのではないでしょうか。

icon まとめ

誰でも憂き目に会いたいとは思いませんが、生きていれば少なからずつらい経験をすることがあります。

そんな時はお互いを支えあいながら、力を取り戻していきたいですね。