「待ちくたびれる」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
皆さんは、普段の活動の中で「待ちくたびれる」という経験をしたことが何度かはあるかと思います。
この言葉は普段の生活の中やビジネスシーンの中でも、時々聞こえてくる言葉です。
そこで今回は、この「待ちくたびれる」について説明をしていくことにします。
目次
- 「待ちくたびれる」とは?
- 「待ちくたびれる」の表現の使い方
- 「待ちくたびれる」の英語と解釈
- 「待ちくたびれる」を使った例文と意味を解釈
- 「待ちくたびれる」の類語や類義語・言い換え
「待ちくたびれる」とは?
「待ちくたびれる」とは、「待っていても全く相手が来ないので疲れてしまう」、「待つのに飽きてしまった」といったような意味がある表現です。
- 「待ちくたびれる」の読み方
「待ちくたびれる」の読み方
「待ちくたびれる」は、「まちくたびれる」という読み方になりますが、特殊な発音をすることがないので、どのように読むのか悩むことはないでしょう。
「待ちくたびれる」の表現の使い方
「待ちくたびれる」は、「中々、相手が来ないことから、待つことに疲れて嫌やになってしまう」ということになるので、デートの待ち合わせの時間が過ぎても、相手が来なかったり、商談で顧客の所に行ったものの、応接室でずっと待たされているような時に使われることになります。
「待ちくたびれる」の英語と解釈
「待ちくたびれる」を英語で表現すると、“get tired of”というイディオムで言うことができます。
この言葉は「するのに飽きる」という意味があるのですが、「待ちくたびれる」と解釈することができます。
「待ちくたびれる」を使った例文と意味を解釈
ここで「待ちくたびれる」を使った例文を見ていくごとにしましょう。
- 「待ちくたびれる」を使った例文1
- 「待ちくたびれる」を使った例文2
「待ちくたびれる」を使った例文1
「そろそろ待ちくたびれてきた頃に、やっと出前のラーメンが自宅に配達された」
今ではデリバリーでピサやファミレスの食事が宅配されてくる時代です。
ひと頃はラーメンの出前もありましたが、今ではあまり目にすることが少なくなりましたね。
でも、昔、出前を頼んで中々来なくて、「待ちくたびれる」経験をしたことがある人も結構多いことでしょう。
「待ちくたびれる」を使った例文2
「学校から帰り、共働きの母親の帰りを待ちくたびれた挙げ句に、夕飯を食べるのが夜の9時過ぎになってしまうことが珍しくない」
共働きで母親の帰りも遅い家庭では、このようなことがあるかもしれませんね。
子供さんが、ちょっぴりかわいそうです。
「待ちくたびれる」の類語や類義語・言い換え
では、ここで「待ちくたびれる」の類義語をいくつか挙げてみることにしました。
- 「痺れを切らす」
- 「我慢の限界に達する」
- 「堪忍袋の尾が切れる」
「痺れを切らす」
「痺れを切らす」とは、「あまりに長い時間、待たされることで、我慢できなくなる」。
「待ちきれなくって、爆発しそうになっている状態」のことを指しています。
「アイツが中々来ないので、痺れを切らしてしまった」というような使われ方をします。
「我慢の限界に達する」
「我慢の限界に達する」も「待ちくたびれる」の類義語になりますが、「これ以上は、もはや我慢の限界である」ということを意味しています。
「堪忍袋の尾が切れる」
「堪忍袋の尾が切れる」という言い回しもありますが、この表現は、「我慢できる許容量を超えて怒りが突然爆発する」ということをいっています。
「待ちくたびれる」は、待ち人が中々来ないことから、使われるようになりましたが、くたびれるほど長い時間、待ってくれている人はとても貴重な人と言えるかもしれません。
それだけに使い方が当てはまっていないと後から言葉の意味の修正をすることは簡単なことではありません。
人の訪れを待つことは、それだけ精神的にもプレッシャーになる可能性も出てきますので、待ち合わせや合流する約束をしたのであれば、その時は何が何度でもその約束を守るようにしていかなくてはなりまさん。