「無になる」とは?意味や類語!表現の使い方
「無になる」、という表現を聞いたことがあるでしょうか。
この表現は日常的にも使えますので、ぜひ知っておきたい言い回しの1つです。
それならば「無になる」という言葉にはどのような意味があるのでしょうか。
ここでは「無になる」という言葉について紹介します。
目次
- 「無になる」とは?意味
- 「無になる」の表現の使い方
- 「無になる」の英語
- 「無になる」を使った例文と意味を解釈
- 「無になる」の類語や類義語・言い換え
「無になる」とは?意味
「無になる」という言葉には無駄になる、何もなくなる、という意味があります。
ただ単にそのものがなくなるという言い回しで使われることもありますし、修行などにおいて「無になる」という表現が使われる場合もあります。
何かが起こっても心が乱されず、落ち着いていられる場合、それは気持ちを無にしているともいえますし、例えば自分の努力が泡になってしまった場合に「努力が無になる」、という表現も可能です。
- 「無になる」の読み方
「無になる」の読み方
「無になる」、という表現は「むになる」と読みます。
無、という表現の読み方をしっかりと覚えておきましょう。
「なしになる」ではありません。
「無になる」の表現の使い方
今まで存在していたものがなくなった場合、夢になるという表現が使えます。
特に座禅などをすることによって気持ちを無にすることが大切であると考えられており、かといってこれは何も考えないというわけではありません。
また、死後の世界に関心を持つ人も多いのではないでしょうか。
死んだらどこに行くのか、「無になる」とは本当なのか、気になる人もいるかもしれませんね。
「無になる」の英語
「無になる」という表現を英語にすると“Come to nothing”になります。
台無しになるという意味での夢になるという言葉であれば“to be rained”や“to be spoiled”でも構いません。
「心が無になる」という表現であれば“meditate”が使えます。
「私は心を無にするように心がけています」ということであれば“I try to meditate as much as possible.”になります。
「無になる」を使った例文と意味を解釈
ここでは「無になる」という表現を使った例文を紹介します。
- 「無になる」を使った例文1
- 「無になる」を使った例文2
「無になる」を使った例文1
「座禅やヨガをして瞑想をするときに無になります」
座禅と言えば誰もがするものではありませんが、ヨガならば関心があるという人もいるのではないでしょうか。
運動としてもヨガをする女性は多いですし、最近はホットヨガなども関心を集めています。
ヨガをすることによって気持ちを落ち着かせ、心を無にするという人も多いのではないでしょうか。
「無になる」を使った例文2
「あれは私の努力が無になった瞬間だった」
どれだけ努力を重ねたとしても、その努力が無駄になってしまうことがありますよね。
それは誰かの行動によって無駄になってしまうこともありますし、どれだけ努力をしてもそれが認められなかった場合に「無になる」場合もあります。
その瞬間はとてもショックですが、いつまでもショックを受けているのではなく、次はどうしたら良いのか考えていく必要がありそうです。
「無になる」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「滅却する」【げんきゃくする】
- 「虚しく終わる」【むなしくおわる】
- 「無念無想」【むねんむそう】
「滅却する」【げんきゃくする】
滅却するという表現は滅びることを、すっかりなくなること、という意味を持ちます。
例えば心を無にするという表現は心を密着するということになるのです。
「虚しく終わる」【むなしくおわる】
虚しく終わるというのは無益になる、無駄になる、という意味です。
努力が「無になる」という場合、努力が虚しく終わるということになります。
「無念無想」【むねんむそう】
無念無想というのはすべての邪念を離れ、無我の境地に達した状態を指しています。
一切の思いから離れる、思慮がない、という意味で使われる言葉です。
「無になる」という表現は良い意味でも悪い意味でも使われる言葉です。
意味をしっかり理解し、日常生活に取り入れていきましょう。