「幼児体型」とは?意味や類語!表現の使い方
皆さんは、「幼児体型」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
言葉の意味は何となくイメージすることができるでしょうが、改めて尋ねられると、詳しく正しく説明することが難しいかもしれません。
そこで、この「幼児体型」についてどのような言葉かのかを見ていくことにします。
目次
- 「幼児体型」とは?意味
- 「幼児体型」の表現の使い方
- 「幼児体型」の英語
- 「幼児体型」を使った例文と意味を解釈
- 「幼児体型」の類語や類義語・言い換え
「幼児体型」とは?意味
「幼児体型」とは、「小学校に上がる前の就学前頃までの幼児の体形のこと」を指している言葉です。
どのような体型をしているかと言えば、一般に頭が大きくて、胴体はストレスで起伏が見られません。
また、腹部が出っぱっており、手足は胴体と比べて小さかったり短くなっている状態です。
特に女の子の場合は、バストが平ぺったい状態で骨盤も前かがみでウエストもくびれていない状態になっています。
- 「幼児体型」の読み方
「幼児体型」の読み方
「幼児体型」は「ようじたいけい」という読み方をしますが、難しい発音ではないので、どのように読むか悩むことはないと思います。
「幼児体型」の表現の使い方
「幼児体型」を使う場面としては、幼稚園の子供さんを持つ親同士の会話の中で、自分の子供の成長について話すような場面になるでしょう。
他には、成人でも成長しきれずに「幼児体型」のままの人を指して言うこともありますが、このような使い方は人を蔑視する発言になりかねないので、使い方には注意が必要です。
「幼児体型」の英語
「幼児体型」を英語で表現すると、“Infant body typ.”という言葉で約すことができます。
「幼児体型」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「幼児体型」を使った例文を見ていくことにしましょう。
- 「幼児体型」を使った例文1
- 「幼児体型」を使った例文2
「幼児体型」を使った例文1
「あの子は、全くくびれがないので、まさに幼児体型という言葉がピッタリ当てはまる」
もし、このような発言を男性が「幼児体型」をしている成人女性に向かって使ったのであれば、まず間違いなく女性蔑視の発言として訴えられることでしょう。
ましてや企業においても、パワハラで指摘されることも可能性大なので、言葉を慎むべきです。
「幼児体型」を使った例文2
「胸が小さく身長も低いことに加えて、目も大きいとなると、幼児体型と思われても仕方がない」
この例文の発言がもし「幼児体型」をしている本人だったならどうなのでしょうか?
これは蔑視や差別というようなことを言っているのではなく、身体の正常な成長を阻害している要因を突き止めて、治療しなくてはならないというようなニュアンスがあります。
「幼児体型」の類語や類義語・言い換え
「幼児体型」に近い意味を持つ言葉としては、次のような言葉が挙げられるかと思います。
- 「寸胴(ずんどう)」
- 「学童体型」
- 「未熟な体型」
「寸胴(ずんどう)」
「寸胴」とは、「人や動物の胴体が胸から腰にかけて起伏にほとんど見られず平らのようなかたちをしている」や「寸法的に変化に乏しい様子」のことを指しています。
「学童体型」
「学童体型」も「幼児体型」に近い意味がある言葉ですが、こちらは小学校に進むに連れて「幼児体型」から「学童体型」に進んで行くステップとなります。
そのことから見ると、正確には「幼児体型から進化・成長した体型」と呼ぶことができるでしょう。
「未熟な体型」
「未熟な体型」とは、「まだ成長しきれていない発達途中の体型」という理解ができる表現です。
この言葉も「幼児体型」から「学童体型」に移行していく先の段階の体型として解釈することができるでしょう。
「幼児体型」という言葉は、普段の会話の中では時々使われる程度の言葉です。
しかし、この言葉の使い方を注意しないと後々、パワハラなどで訴えられてしまう可能性もあるので、使い方には気をつけましょう。