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「合体」と「融合」の違いとは?意味など徹底解釈

似た意味の言葉の違いを明確に説明するのは難しいものです。

ここでは、なるべく分かりやすく3つの似た言葉について説明していきます。

「合体」と「融合」

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「合体」と「融合」の違いとは?意味など徹底解釈>


目次

  • 「合体」と「融合」の違いとは?
  • 「合体」の意味
  • 「融合」の意味
  • 「合成」の意味


「合体」と「融合」の違いとは?

この「合体」「融合」は、どちらも2つ以上のものが組み合わさるという意味で使う言葉です。

問題はその組み合わさった後で、それによって使い分けが必要になります。

また、これらと同じく「合成」という言葉もまた、2つ以上のものの組み合わせに対して使う言葉で、この言葉の意味も合わせて詳しく説明します。



「合体」の意味

「合体」(がったい)は、2つ以上のものが組み合わさり、元になったものの原型が確認できる場合に使う言葉です。

何体かのロボットが「合体」して1つの大きなロボットになるアニメで、合体後も元のそれぞれのロボットが、形こそ合体の為に丸まったりするものの、極力そのままパーツとして認識できるのがいい例です。

組み合わさった後に、それぞれが原型から多少なりとも変わってしまう場合には、以下の2つの言葉で表現します。

「融合」の意味

「融合」(ゆうごう)は、2つ以上のものが溶け(混ざり)合って1つになる場合に使います。

その為、それぞれの原型はまず分からなくなるのが特徴です。

「液体と液体を融合させる実験で、新たな液体が生まれた」という例が分かりやすいでしょう。

この場合、それぞれ元の液体の原型は留めておらず、「融合」したことで新たな1つの液体となっています。

それも液体には変わりありませんが、例えば、元が赤と青の液体で、融合させて緑の液体になったといったように、融合した後に赤や青としては残っていないという具合です。



「合成」の意味

この「合成」(ごうせい)は、「合体」に近い表現ですが、それぞれ原型とは多少違う形になって組み合わさる時に使われます。

具体的には「合成写真」がいい例で、元の何枚かの写真から1枚の写真にしたものを指す言葉ですが、それぞれ原型のまま使うことはまずなく、何かしら加工したもの同士で組み合わせます。

「融合」までいくと、完全に元が分からないと考えていいですが、この「合成」はそこまではいかない程度に原型から変わった状態で組み合わさることです。

icon まとめ

この3つの言葉の違いは、元となったものが分かる順に、「合体」「合成」「融合」と覚えておくといいでしょう。

特に「合体」は、ほぼそのままの形で組み合わさる時だけに使ってください。