「内に秘める」とは?意味や類語!
「内に秘める」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「内に秘める」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「内に秘める」とは?意味
- 「内に秘める」の表現の使い方
- 「内に秘める」を使った言葉と意味を解釈
- 「内に秘める」を使った例文と意味を解釈
- 「内に秘める」の類語や言い換え
「内に秘める」とは?意味
自分の思っていること、しようとしていることなどを、誰にも言わないこと、自分の中に隠していることを言います。
- 「内に秘める」の読み方
「内に秘める」の読み方
「内に秘める」と書いて「うちにひめる」と読みます。
「内に秘める」の表現の使い方
「内に秘める」とは、自分の思っていることを人に見せない、言わない時に使います。
気持ちを隠している、閉ざしている人のことも「内に秘めるタイプ」などと表現します。
「内に秘める」を使った言葉と意味を解釈
「内に秘める」を使った言葉の意味を見ていきましょう。
- 「内に秘める情熱」
- 「内に秘めた闘志」
- 「内に秘めた表情」
「内に秘める情熱」
「内に秘める情熱」という言葉は、普段あまり感情や情熱を出さないけれど、実は内面は熱いものを持っているという意味で使います。
「内に秘める情熱は隠しきれない」「内に秘める情熱に誰も気づいてはいなかった」といったように使います。
「内に秘めた闘志」
「闘志」とは戦う意欲のことを言います。
それを表に出さない、隠しているということが「内に秘めた闘志」という言葉の意味です。
「内に秘めた闘志を今見せつける」「彼は内に秘めた闘志を、先輩にだけは見せる」などと言います。
「内に秘めた表情」
「内に秘めた表情」とは、何か考えていることがある、人には言えない事情があるといった時に使います。
「彼女は内に秘めた表情で、どこか落ち着きがなく見えた」「若いけれど内に秘めた表情のせいか大人っぽく見える」といった感じに使います。
「内に秘める」を使った例文と意味を解釈
「内に秘める」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、参考にしてみてください。
- 「内に秘める」を使った例文1
- 「内に秘める」を使った例文2
「内に秘める」を使った例文1
「彼女はますます内に秘めるようになっていった」
自分の考え、思っていることを人に言わないタイプ、もしくは内向的になっていくことを「内に秘める」という言葉で言い表します。
「内に秘める」を使った例文2
「重荷を胸の内に秘める」
「胸の内に秘める」という言葉は、自分の中だけに留めておく、秘密を守る、人に言わないといった意味合いになります。
「内に秘める」の類語や言い換え
「内に秘める」の類語、似た言葉、言い換える言葉などをいくつか紹介しましょう。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「心に隠す」【こころにかくす】
- 「胸に秘める」【むねにひめる】
- 「人に言わない」【ひとにいわない】
「心に隠す」【こころにかくす】
「内に秘める」とは自分の心の中に、思っていること、考えていることを隠すことです。
「内に秘める」は「心に隠す」で意味合いは同じとなります。
「彼は本心を心に隠す」という風に使います。
「胸に秘める」【むねにひめる】
「内に秘める」の「内」とは心の中、自分の内面のことです。
それは「胸」という言葉に言い換えることもできます。
この場合の「胸」とは「心」という意味です。
「人に言わない」【ひとにいわない】
「内に秘める」をごくシンプルに言い換えるならば、自分の気持ち、考えを自分以外の「人に言わない」ということになります。
「内に秘める」が難しいと感じるならば「人に言わない」と置き換えてみますと理解しやすいかと思います。
いかがでしたでしょうか。
「内に秘める」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
何でも人にすぐに言ってしまう、言わずにはいられないという人もいますが、自分のことはなかなか話さない、隠すという人もいます。
そういう人のことは「内に秘めるタイプ」などと言ったりもします。
「内に秘める」という言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。