「踏ん切りがつく」の意味や例文、類語を紹介

「踏ん切りがつく」とは?

「踏ん切りがつく」という言葉を知っているでしょうか。

みなさんの中には「転職する踏ん切りがついた」という経験がある人もいるかもしれません。

一方で、「踏ん切りがつく」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。

そこで「踏ん切りがつく」という言葉の意味を紹介します。

• 「踏ん切りがつく」の読み方
• 「踏ん切りがつく」の意味

「踏ん切りがつく」の読み方

「踏ん切りがつく」は「ふんぎりがつく」と読みます。

「踏ん切り」は「ふんぎり」と読みます。

これを機会に「踏ん切りがつく」は「ふんぎりがつく」と読みましょう。

「踏ん切りがつく」の意味

「踏ん切りがつく」という言葉の意味を紹介します。

「踏ん切り」には「思い切って決心すること」という意味があります。

そのため、「踏ん切りがつく」には「決心ができる」「思い切れる」などの意味があります。

「転職する踏ん切りがつく」という場合は、「迷いを断ち切って、転職する決心ができた」という意味があります。

「踏ん切りがつく」を使った例文や短文など

「踏ん切りがつく」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「踏ん切りがつく」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

• 「踏ん切りがつく」を使った例文1
• 「踏ん切りがつく」を使った例文2

「踏ん切りがつく」を使った例文1

「仕事を辞める、『踏ん切りがつく』まで時間がかかる」

この例文のように、仕事を辞めたいと思っても、実際に辞めるまで時間がかかるでしょう。

転職先を探し、辞表を提出し、引き継ぎをして新しい会社に移ることを考えると、面倒な気持ちが起こるかもしれません。

一生懸命考えて、それでも辞めたいと思った時、決心できるのかもしれません。

「踏ん切りがつく」を使った例文2

「浮気されて、彼女と別れる『踏ん切りがつく』」

この例文のように、彼女に浮気されるなど、ショッキングな出来事があって、ようやく別れようと決心がつく人がいるかもしれません。

浮気されることは辛いことですが、不誠実な人とそのままずるずると付き合っていることを考えると、浮気され、別れる「踏ん切りがついた」ことは良かったと言えるかもしれません。

同じように、人間関係が悪くなり、会社を辞める「踏ん切りがついた」場合、新しい会社で楽しく仕事ができた場合は、人間関係が悪くなったことが良かったと思えるかもしれません。

「踏ん切りがつく」の類語や類似表現や似た言葉

「踏ん切りがつく」の類語や類似表現を紹介します。

「踏ん切りがつく」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

• 「決心」【けっしん】
• 「決定する」【けってい】
• 「腹を据える」【はらをすえる】

「決心」【けっしん】

「決心」には「考えを決めること」「覚悟を決めること」という意味があります。

「役者を目指すと、決心する」「一人暮らしをすると、決心する」には、「役者を目指す覚悟を決める」「一人暮らしすると、考えを決める」という意味があります。

「決定する」【けってい】

「決定する」は「決めること」という意味があります。

例えば、「新人賞をAさんに決定する」という場合は、「新人賞をAさんに決める」という意味があります。

「腹を据える」【はらをすえる】

「腹を据える」は「はらをすえる」と読みます。

「腹を据える」には、「覚悟を決める」「心を落ち着ける」という意味があります。

「腹を据えて、修行に打ち込む」という場合は、「覚悟を決めて、修行に集中する」という意味があります。