「何事にも全力で取り組む」とは?意味や類語!表現の使い方
皆さんは「何事にも全力で取り組む」姿勢を貫いている人を見ると、心を動かされる気持ちになるのではないかと思います。
このようなことができる人は、常に一生懸命に頑張っているはずです。
今回は、この「何事にも全力で取り組む」について、考えて行きたいと思います。
目次
- 「何事にも全力で取り組む」とは?意味
- 「何事にも全力で取り組む」の表現の使い方
- 「何事にも全力で取り組む」を分解して解釈
- 「何事にも全力で取り組む」を使った例文と意味を解釈
- 「何事にも全力で取り組む」の類語や言い換え
「何事にも全力で取り組む」とは?意味
「何事にも全力で取り組む」とは、「どんなことに対しても、できる限りの力や思いを注いで取り組む」ということを意味する言葉と言えます。
- 「何事にも全力で取り組む」の読み方
「何事にも全力で取り組む」の読み方
「何事にも全力で取り組む」は、「なにごとにもぜんりょくでとりくむ」という読み方をします。
「何事にも全力で取り組む」の表現の使い方
「何事にも全力で取り組む」が当てはまる場面としては、ちょっとしたことでも全ての力や意識を集中して物事に当たるような人を表現する時でしょう。
決して大きなことではなく、些細なことでも、真剣に取り組む姿を連想させてくれます。
「何事にも全力で取り組む」を分解して解釈
では、ここで「何事にも全力で取り組む」を「何事にも」と「全力で取り組む」の2つの言葉に分けて、それぞれの意味を解釈してみることにします。
- 「何事にも」
- 「全力で取り組む」
「何事にも」
「何事にも」とは、「全てのこと」、「どんなこと」や「ちょっとしたことでも」、「些細なこと」でも、物事の程度に関係なく「全てのこと」というニュアンスがあります。
「全力で取り組む」
「全力で取り組む」は、「フルパワーで取り組む」や「今持てるできる限りの力で取り組む」といったような解釈ができます。
「何事にも全力で取り組む」を使った例文と意味を解釈
ここで「何事にも全力で取り組む」を使った例文を見ていくことにします。
- 「何事にも全力で取り組む」を使った例文1
- 「何事にも全力で取り組む」を使った例文2
「何事にも全力で取り組む」を使った例文1
「山下君は、ちょっとしたことでも、何事にも全力で取り組むので、お客さんから絶大な評価を得ている」
この山下君は、営業の仕事をしている人なのでしょうが、お客さんからの要望や困ったことを相談されたなら、必死にその望みを叶えてあげようと、いつも全力で取り組んでいるのでしょう。
そのおかげて、多くのお客さんから信頼されているのだと思います。
「何事にも全力で取り組む」を使った例文2
「佐藤君は社内の小さな仕事を含めて、何事にも全力で取り組むことはいいのだが、優先順位を付ける必要がありそうだ」
前の例文と同じように仕事に対してはどんな小さな仕事でも、雑用でも真面目に頑張っている佐藤君なのかもしれません。
しかし、優先順位を付けなければ、スピーディーな対応ができなくなることを指しているようにも見て取れる例文ですね。
「何事にも全力で取り組む」の類語や言い換え
「何事にも全力で取り組む」を他の言葉で言い換えると、どのような言葉があるでしょうか?
- 「脇目も振らずに全力で取り組む」とは?意味
- 「一心不乱に全力で取り組む」
- 「全力投球で取り組む」
「脇目も振らずに全力で取り組む」とは?意味
「脇目も振らずに全力で取り組む」という言葉で言い換えることができますが、「周りの様子を窺うようなこともせず、1つのことに意思を集中してフルパワーで取り組む」ということを言っています。
「一心不乱に全力で取り組む」
「一心不乱に全力で取り組む」も類義語として挙げることができます。
意味としては、「何か1つのことに心を集中して、他のことに心を奪われない状態で物事に取り組む」や「1つのことに熱中して、他のものに注意をそらさずに取り組む」ということになるでしょう。
「全力投球で取り組む」
「全力投球」とは、「野球で投手が全力を出して投球する」という意味がありますが、ここでは「持てる力を振り絞り事に当たる、取り組む」という理解ができます。
「何事にも全力で取り組む」という言葉を見てきましたが、このような行動を常に心がけている人は、いつ見ても爽やかで感心してしまいそうになることでしょう。