「気に留めない」とは?意味や類語!
「気に留めない」という言葉は日常会話などでもわりと頻繁に使う機会が多いのではないでしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「気に留めない」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「気に留めない」とは?意味
- 「気に留めない」の表現の使い方
- 「気に留めない」の英語と解釈
- 「気に留めない」を使った例文と意味を解釈
- 「気に留めない」の類語や言い換え
「気に留めない」とは?意味
「気に留めない」の意味の前にまず「気に留める」という言葉の意味から説明しましょう。
「気に留める」とは心にとどめること、留意すること、忘れないでいるといった意味です。
つまりその反対語である「気に留めない」は、心にとどめない、忘れるということですから気にしない、気がつかないといった意味で使います。
- 「気に留めない」の読み方
「気に留めない」の読み方
「気に留めない」と書いて「きにとめない」と読みます。
「気に留めない」の表現の使い方
「気に留めない」とは気にしない、気づかないといった時に使う言葉です。
日常会話でも文章でも使うことがあります。
「何を言われても気に留めない」「もう、このことは気に留めないでいいからね」といった風に使います。
自分のことを言う時にも、人に言う時にも使います。
人に言う場合は「気にしないでね」といった時と同じ使い方をします。
「気に留めない」の英語と解釈
「気に留めない」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。
英語では“pay no attention.”(気にも留めない)と言い表します。
「気に留めない」を使った例文と意味を解釈
「気に留めない」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、参考にしてみてください。
- 「気に留めない」を使った例文1
- 「気に留めない」を使った例文2
「気に留めない」を使った例文1
「あんな嫌味な人の言うことは気に留めないから大丈夫よ」
「気に留めない」には無視する、受け流すといった意味合いもあります。
例文のように嫌味な人のことは、いちいち気に留めるとストレスになりますし、いいことはありません。
「気に留めない」でいるのがいいでしょう。
「気に留めない」を使った例文2
「いつもと変わらない様子だったので特に気に留めないでいた」
「気に留めない」は気にかけない、関心を持たないといった意味もあります。
このように特に注意して観察しなかった、気をつけて見てはいなかったという時も「気に留めない」という言葉を使います。
「気に留めない」の類語や言い換え
「気に留めない」の類語、似た言葉、言い換える言葉などをいくつか紹介しましょう。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「興味を持たない」【きょうみをもたない】
- 「関心がない」【かんしんがない】
- 「スルーする」
「興味を持たない」【きょうみをもたない】
「興味を持たない」とは心が惹かれない、面白いと感じないことを言います。
「スポーツには興味を持たない」「彼女には異性としての興味を持たない」といった風に使います。
「関心がない」【かんしんがない】
「関心がない」という言葉には、物事に興味がない、注意を払ったりしない、気にかけないという意味があります。
「町内会の活動には関心がない」「ファッショに関心がない」などと使います。
「スルーする」
「気に留めない」を今風に言い換えるならば「スルーする」「スルー」といった言葉が当てはまります。
若い人ならば「気に留めない」よりも「スルーする」の方がわかりやすいですし、会話でも文章でも使う機会が多いのではないでしょうか。
「悪口を言われても気に留めない」より「悪口を言われてもスルーする」の方が理解しやすいかと思います。
いかがでしたでしょうか。
「気に留めない」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「気に留めない」は「気にしない」といった意味で使える言葉です。
若い人であれば「スルーする」という言葉の方が親しみやすいかもしれません。
「気に留める」は「スルーできない」で覚えておくといいでしょう。