「振り上げた拳の行き場に困る」とは?意味や類語!
「振り上げた拳の行き場に困る」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「振り上げた拳の行き場に困る」という言葉を使った例文や、「振り上げた拳の行き場に困る」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「振り上げた拳の行き場に困る」とは?
- 「振り上げた拳の行き場に困る」を使った例文や短文など
- 「振り上げた拳の行き場に困る」の類語や類似表現や似た言葉
「振り上げた拳の行き場に困る」とは?
「振り上げた拳の行き場に困る」という言葉を知っているでしょうか。
仕事中に頭に来ることがあったものの、「振り上げた拳の行き場に困った」という経験をした人がいるかもしれません。
一方で、「振り上げた拳の行き場に困る」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「振り上げた拳の行き場に困る」という言葉の意味を紹介します。
- 「振り上げた拳の行き場に困る」の読み方
- 「振り上げた拳の行き場に困る」の意味
「振り上げた拳の行き場に困る」の読み方
「振り上げた拳の行き場に困る」は、「ふりあげたこぶしのゆきばにこまる」と読みます。
「振り上げた」は「ふりあげた」、「拳」は「こぶし」、「行き場」は「ゆきば」または「いきば」、「困る」は「こまる」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に、「振り上げた拳の行き場に困る」は「ふりあげたこぶしのゆきばにこまる」と読みましょう。
「振り上げた拳の行き場に困る」の意味
「振り上げた拳の行き場に困る」の意味を紹介します。
「振り上げた拳の行き場に困る」には、「一度手を出してしまった事柄に対して、引くに引けない様子」という意味があります。
また「爆発させてしまった怒りの感情の、落とし場所が見つからない様子」という意味もあります。
さらに単純に「誰かを殴ろうとして、拳を振り上げたものの、殴る理由がなくなってしまい拳の下ろし方に悩む様子」という意味もあります。
「振り上げた拳の行き場に困る」を使った例文や短文など
「振り上げた拳の行き場に困る」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「振り上げた拳の行き場に困る」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「振り上げた拳の行き場に困る」を使った例文1
- 「振り上げた拳の行き場に困る」を使った例文2
「振り上げた拳の行き場に困る」を使った例文1
「相手が土下座したため、『振り上げた拳の行き場に困る』」
頭にきて殴ろうと、拳を振り上げた途端、相手が土下座して来たらどうするでしょうか。
この例文のように、土下座している相手を殴りつけるのは大人げないと感じて、「振り上げた拳の行き場に困る」のではないでしょうか。
そっと拳を、体の横に戻し「分かったらいい」などと言って、その場を立ち去るかもしれません。
「振り上げた拳の行き場に困る」を使った例文2
「急遽、プロジェクトが中止になり、『振り上げた拳の行き場に困る』」
やる気を見せていた、プロジェクトが急に中止になると困ります。
手を引くに引けなくなり、延期を願う嘆願書などを出すことになるかもしれません。
「振り上げた拳の行き場に困る」の類語や類似表現や似た言葉
「振り上げた拳の行き場に困る」の類語や類似表現を紹介します。
「振り上げた拳の行き場に困る」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「もう戻れない」【もうもどれない】
- 「無かったことにできない」【なかったことにできない】
「もう戻れない」【もうもどれない】
「もう戻れない」とは、「元の状態、関係、時代、場所に戻れない」という意味があります。
例えば別れてしまったカップルは、ラブラブだった時代や関係性には戻れないため、「もう戻れない」という言葉を使います。
「無かったことにできない」【なかったことにできない】
「無かったことにできない」は、「何もなかった状態には、いまさら戻せない」という意味があります。
例えば、不倫をしてしまった夫の罪を、許すことはできても、「無かったことにはできない」のではないでしょうか。
「振り上げた拳の行き場に困る」という言葉について見てきました。
みなさんも、怒りの行き場を見失った時などに、「振り上げた拳の行き場に困る」という言葉を使ってみましょう。