「下馬評を覆す」とは?意味や類語!
「下馬評を覆す」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「下馬評を覆す」という言葉を使った例文や、「下馬評を覆す」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「下馬評を覆す」とは?
- 「下馬評を覆す」を使った例文や短文など
- 「下馬評を覆す」の類語や類似表現や似た言葉
「下馬評を覆す」とは?
みなさんは「下馬評を覆す」という言葉を知っているでしょうか。
「下馬評を覆して、敵に勝利した」アスリートの姿を見たことがあるかもしれません。
一方で、「下馬評を覆す」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「下馬評を覆す」という言葉の意味を紹介します。
- 「下馬評を覆す」の読み方
- 「下馬評を覆す」の意味
「下馬評を覆す」の読み方
「下馬評を覆す」は、「げばひょうをくつがえす」と読みます。
「下馬評」は「げばひょう」、「覆す」は「くつがえす」と読みます。
難しい漢字や見慣れない漢字が使われているため、初見で正しく読むのは難しいかもしれません。
これを機会に「下馬評を覆す」は「げばひょうをくつがえす」と読みましょう。
「下馬評を覆す」の意味
「下馬評を覆す」には、「物事が事前に予想されている方向と反する」という意味があります。
一般的に思われていることと、逆の結果が出る時、「下馬評を覆す」という言葉を使ってみましょう。
例えばボクシングの試合前には、イギリスのブックメーカーの手などにより6対4など、オッズが付けられます。
強い方の数字が小さくなり、1に近いほど、下馬評が高い状態になります。
「下馬評を覆す」時、9対1の、9という低い評価をされていた側が勝利することになります。
このような世間の予想を裏切る結果を生む時に、「下馬評を覆す」という言葉を使います。
「下馬評を覆す」を使った例文や短文など
「下馬評を覆す」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「下馬評を覆す」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「下馬評を覆す」を使った例文1
- 「下馬評を覆す」を使った例文2
「下馬評を覆す」を使った例文1
「『下馬評を覆して』去年の最下位チームが、ペナントレースで優勝した」
この例文には、昨年最下位だったプロスポーツチームが、世間から低い評価をされていたものの、奮起して優勝したという意味があります。
時には、このような驚きの結果が生まれることがあります。
「下馬評を覆す」を使った例文2
「私は『下馬評を覆す』のが好きなタイプだ」
この例文のように、世間からの低い評価を力に変えるタイプの人がいます。
「下馬評が低い」ほど燃えて、力を発揮し、強い相手を倒します。
逆境に強いタイプと言えるかもしれません。
「下馬評を覆す」の類語や類似表現や似た言葉
「下馬評を覆す」の類語や類似表現を紹介します。
「下馬評を覆す」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「番狂わせ」【ばんくるわせ】
- 「ジャイアントキリング」【じゃいあんときりんぐ】
「番狂わせ」【ばんくるわせ】
「番狂わせ」という言葉があります。
「番狂わせ」には、「実力から予想される勝敗と、異なる結果になること」という意味があります。
例えば、30戦無敗のような最強のボクサーが、ぱっとした戦績のない「噛ませ犬」タイプのボクサーに負ける時、「番狂わせ」と呼ばれます。
「番狂わせ」の中でも、驚きが大きい時は、「大番狂わせ」などと言われます。
「ジャイアントキリング」【じゃいあんときりんぐ】
「ジャイアントキリング」は「番狂わせ」と同じ意味があります。
実積や総合能力で上回る相手を倒す時に、「ジャイアントキリングを果たす」などと言われます。
例えば、スーパースターが集まった球団を、スーパースターひとり分の給料で、全員の給料を支払えてしまうような球団が、倒す時に、「ジャイアントキリング」と呼ばれます。
「下馬評を覆す」という言葉について見てきました。
みなさんも予想をひっくり返すような結果を見た時に、「下馬評を覆す」という言葉を使ってみましょう。