「火急の用」とは?意味や類語!表現の使い方
皆さんは、「火急の用」という言葉を聞いたり、実際に使った経験を持っていると思います。
この言葉は、とても切迫したような印象を覚えてしまうのですが、実際に言葉の意味を尋ねると返答に詰まってしまう人もいるかもしれせん。
そこで今回は、「火急の用」について触れて行こうと思います。
目次
- 「火急の用」とは?意味
- 「火急の用」の表現の使い方
- 「火急の用」の英語と解釈
- 「火急の用」を使った例文と意味を解釈
- 「火急の用」の類語や言い換え
「火急の用」とは?意味
「火急の用」とは、「火のついたように、さし迫った用件があること」という意味がある言葉です。
とても緊迫感が伝わってくる感じのする言葉です。
「火急の用」の表現の使い方
「火急の用」は「とても差し迫った状況の中で急いで対応することが必要な用件」という意味がありますので、どんな状況であっても、すぐに対処しなくてはならないこと強調する時に使われることになります。
このような場面は仕事をしている人にとっては、よくあることです。
「火急の用」の英語と解釈
「火急の用」を英語で表現すると、“urgent business”という表現で訳することができます。
「火急の用」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「火急の用」を使った例文を見ていくことにしましょう。
- 「火急の用」を使った例文1
- 「火急の用」を使った例文2
「火急の用」を使った例文1
「夜遅く火急の用という連絡が入ったことから、すぐに支度をして自宅を後にしたのです」
このような連絡は会社から自宅にいる人に緊急の連絡が入ったのでしょう。
今では携帯があるので、どこからでも連絡を取ることが出来るだけなのですが、それだけに「火急の用」でも、すぐに問題解決の動きができるのです。
ビジネスシーンでは、このように緊急を要することがとてもたくさんあります。
その中でも、公共性の高い仕事は、夜を徹してでも、やり通さなければならないことも数多くあります。
そのために、いつでも行動を起こせるようにしなくてはなりません。
「火急の用」を使った例文2
「彼女の他の何か火急な用を思い出したのか、いきなり車に乗り込んで、どこかに向かって行きました」
これも何かに「火急の用」を思いだした彼女が、慌てて車に乗り込み、どこかに向かって行くのです。
この時、彼女を見ている人は、何があったのだろうかと驚いたり、目を丸くしていることでしょう。
それでも、彼女は周りを気にする余裕もなく、急いで行くのです。
とても切迫した感じがひしひしと伝わって来る感じがしますね。
「火急の用」の類語や言い換え
では、ここで「火急の用」の類義語をいくつか挙げてみることにしました。
どのような言葉で言い換えることができるのでしょうか。
- 「至急の用件」
- 「緊急の用」
- 「早急的な用」
「至急の用件」
「至急の用件」が、「火急の用」の類義語の1つとして挙げることができます。
「至急の用件」とは、「非常に急ぐ用件」のことです。
「至急の要件がございますので、田中さんにお取りつぎをお願いできないでしょうか?」
このような連絡をビジネスシーンでも、よく使われていることと思います。
「緊急の用」
「緊急の用」という言い回しもありますが、意味としては、「重大で非常に急を要する用件」ということになります。
「早急的な用」
「早急的な用」という言い方もあるかもしれません。
「できる限り早く済ませなければならない用件」ということができます。
仕事でも「早急な対応策」や「早急に行動」というような言い回しがありますが、これと同じように「早急的な用」としての言い方もあるでしょう。
仕事をしていると「火急の用」という言い方が良くなる出てきますが、それくらいに毎日バタバタと慌ただしく働いている人が少なくありません。
このような人達は常に先のことを予想しながら、スケジュールを立てているのですが、どうしても「火急の用」が突発的に発生することがあります。