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「語呂が悪い」とは?意味や類語!表現の使い方

何かのネーミングの際などに聞くことがあるのが、この「語呂が悪い」という言葉です。

語呂が悪い

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「語呂が悪い」とは?意味や類語!表現の使い方>


目次

  • 「語呂が悪い」とは?
  • 「語呂が悪い」の表現の使い方
  • 「語呂が悪い」を分解して解釈
  • 「語呂が悪い」を使った例文と意味を解釈
  • 「語呂が悪い」の類語や言い換え


「語呂が悪い」とは?

「語呂が悪い」とは?

語呂が悪いとは、発音上の音の繋がりが悪いという意味で使われる言葉で、先のように商品のネーミングなどの際には、これが悪いとほとんど場合で却下されることになってしまいます。

商品やサービスの名前は、覚えやすさもそうですが、発音しやすいかどうかも大切な要素です。

発音がしにくい名前だと、覚えてもらえないことにも繋がってしまうので、この「語呂」というものがとても重要になります。

  • 「語呂が悪い」の読み方

「語呂が悪い」の読み方

「語呂が悪い」は、「ごろがわるい」と読む言葉です。

「語呂」は、発音上の音の繋がりだと解釈してください。

アパートやマンション名の語呂が悪いと、住所を伝える時に聞き直されることが多くて面倒だったり、覚えにくい原因ともなってしまいます。

実例として、「アルビオガーデン」というマンションがありますが、当初は「アルビオレガーデン」としたかったのが、それでは語呂が悪いので「レ」を省いたと言われています。

「アルビオレ」は、はくちょう座の一部となっている星の名前で、「アルビオ」では意味を成さなくなってしまいますが、一度付けるとずっと使い続けることになる名前だけに、語呂の悪さには勝てなかったということでしょう。



「語呂が悪い」の表現の使い方

「語呂が悪い」の表現の使い方

語呂が悪いは、発音上の音の繋がりがよくない(発音しにくい)ことで間違いありませんが、番号などを何かに引っ掛けることで、これがよいと使うことができます。

例として、バイク王という中古バイク専門店の電話番号の末尾は「8190」となっており、「バイク王」と読むことができます。

逆に悪いとする時は、特に何とも掛かっていなかったり、別の何かが想像できてしまうような場合です。

「語呂が悪い」を分解して解釈

「語呂が悪い」を分解して解釈

「語呂が悪い」「語呂」「悪い」に分けて、詳しく解釈していきます。

「語呂」については既に挙げた解釈の通りです。

  • 「語呂」
  • 「悪い」

「語呂」

発音上の繋がりを指しますが、先の例のように、番号などが何かに引っ掛かっていると、これが「よい」と使うことができます。

人の名前にもこの語呂は重要な要素で、例えば、「高田孝樹」(たかたたかき)という名前では、この語呂が悪いと言わざるを得ません。

将来まで充分に考えて、子供の名前は語呂も大切にして付けるべきだと言えるかも知れません。

「悪い」

「語呂が悪い」「悪い」は、そのまま「よくない」と解釈してください。

逆に「よい」とした場合、すんなりと発音ができる、もしくは先のように、何かに引っ掛かっている(ので何かしらのメリットがある)ことだと考えていいでしょう。



「語呂が悪い」を使った例文と意味を解釈

「語呂が悪い」を使った例文と意味を解釈

語呂が悪いを使った例文と、その意味の解釈です。

悪い場合に限った例文です。

  • 「語呂が悪い」を使った例文1
  • 「語呂が悪い」を使った例文2

「語呂が悪い」を使った例文1

「あの商品がヒットしなかったのは、語呂が悪かったのが1つの原因だと思っている」

商品のネーミングは、コピーライターなどの専門家に頼んで付けてもらうことも少なくありません。

発音がしにくいと、なかなか覚えてもらうことができず、それによって売れ行きを左右することにもなるからです。

「語呂が悪い」を使った例文2

「携帯電話を買い換えたところ、語呂が悪い電話番号になってしまった」

あまり使わない形ですが、変な風に何かと掛かってしまっている時にも、この「語呂が悪い」と使うことがあります。

1つ例を挙げると、「4971」という末尾の電話番号は「よくない」と読めてしまう為、このような場合に使われます。

「語呂が悪い」の類語や言い換え

「語呂が悪い」の類語や言い換え

語呂が悪いを他の言葉や表現する場合には、以下がよく使われます。

全てのケースの置き換えにはなりませんが、意味が当てはまる場合には、そのまま言い換えに使うことができます。

  • 「縁起が悪い」【えんぎがわるい】
  • 「語感が悪い」【ごかんがわるい】

「縁起が悪い」【えんぎがわるい】

電話番号などの語呂が悪いと使う代わりの表現で、先の「4971」もその一例です。

もっとこれが悪い「4989」(四苦八苦)ともなると、これ以上縁起が悪い番号もないと言えるでしょう。

ちなみに、車のナンバーでは、このような縁起の悪い番号は交付されないことになっています。

「語感が悪い」【ごかんがわるい】

発音自体より、言葉のもつイメージが(その対象には)悪いという場合に使われます。

スポーツカーに、とても速いとは解釈できない名前が付いているようなケースがそれで、このような場合にも拡大解釈から「語呂が悪い」と使うことがありますが、この「語感が悪い」の方が適した表現です。

icon まとめ

「語呂が悪い」ことで、いいことは何もないと言って構わないでしょう。

特に商品やサービスの名前は、これを充分に考慮して付けることが求められます。