「建設的な話」とは?意味や類語!対義語や表現の使い方!
ビジネスで「建設的な話」という言葉を聞くことがあります。
一体どの様な意味なのか、対義語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「建設的な話」とは?意味
- 「建設的な話」の表現の使い方
- 「建設的な話」の対義語
- 「建設的な話」の英語と解釈
- 「建設的な話」を使った例文と意味を解釈
- 「建設的な話」の類語や言い換え
「建設的な話」とは?意味
「建設的な話」について概要を紹介します。
- 「建設的な話」の読み方
- 「建設的な話」の意味
- 「建設的な話」の「建設的」とは
「建設的な話」の読み方
「建設的な話」は「けんせつてきなはなし」と読みます。
言葉は簡単ですが、意味が難しい言葉です。
「建設的な話」の意味
「建設的な話」の意味は「お互いが現在よりも良い状態にしようと歩み寄る前向きな話のこと」という意味です。
ビジネスにおいては、会議の場ではお互いの不平や不満ばかりを言い合っていたのでは結論に至りません。
折角忙しい時間を繰り合わせて集まったのに、ダラダラと現状の不満をぶつけているだけでは不毛な会議になってしまいます。
集まるからには「問題を解決しよう」「より良いものを作っていこう」という意志を持つことが大切です。
お互いがその様な気持ちで、不平や不満があってもどこまで妥協できるか、どこまで相手の希望を受け入れるかなどを摺り寄せ合って、良い方向に進めて行く為に話し合いをすることを「建設的な話」というのです。
「建設的な話」の「建設的」とは
「建設的」というと、ビルや建物を建設するイメージがありますが、「的」が付くことで意味が変わってきます。
「ものごとの良さを認めた上で、更に良くしていこうと積極的に行動していく状態」のことを言います。
実際に建物を建築するという意味ではありません。
「建設的な話」の表現の使い方
「建設的な話」の使い方のポイントを紹介します。
- 「建設的な意見」との違い
「建設的な意見」との違い
「建設的な話」と似た表現に「建設的な意見」があります。
「建設的な意見」は、「建設的な話」をする中で発表される考えのことです。
お互いが良い方向に進める様に、具体的な改善点や将来の見込みなどを説明することを言います。
「建設的な話」の対義語
「建設的な話」の対義語は「破壊的な話」になります。
「建設的」の対義語は「破壊的」で、「ものごとを打ち壊そうとすること」「ものごとの進行を妨げること」という意味があります。
「破壊的な話」で「ものごとが進行しない話」「不毛な話」という意味になります。
「建設的な話」の英語と解釈
“Let's have a constructive talk.”
「建設的な話をしよう」になります。
「建設的」は英語でも“constructive”が使えます。
「建設的な話」を使った例文と意味を解釈
「建設的な話」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「建設的な話」を使った例文1
- 「建設的な話」を使った例文2
「建設的な話」を使った例文1
「建設的な話ができたお蔭でお互いの信頼関係が深まった」
現在何らかの課題がある会社同士が話し合いをしたところ、お互いがそれぞれの立場を尊重し合い、積極的に改善案を出してきたことで、一気に課題が改善されて良い関係になれたことを表します。
「建設的な話」を使った例文2
「もっと建設的な話をしないとプロジェクトが挫折だろう」
会議で各部署から代表者が集まったのですが、お互いの不満を言ったり他部署を批判するだけで、全く進展がない状態でした。
このままでは信頼関係が失われてプロジェクト自体が失敗するだろうと警鐘を鳴らしています。
「建設的な話」の類語や言い換え
「建設的な話」の類語を紹介します。
- 「有意義な話」【ゆういぎなはなし】
- 「意欲的な話」【いよくてきなはなし】
「有意義な話」【ゆういぎなはなし】
「意味や価値がある話」のことです。
この話合いに参加して良かった、得るものがあったと思う時に使います。
「意欲的な話」【いよくてきなはなし】
「ものごとに対して積極的に取り組んでいこうというやる気が伝わる話」のことです。
お互いにやる気があれば、話し合いもとんとん拍子に進んでいくことでしょう。
「建設的な話」は「お互いが現在よりも良い状態にしようと歩み寄る前向きな話のこと」です。
ビジネスで非常によく使われる言葉ですので、覚えておくと便利です。