「稍あって(ややあって)」とは?意味や類語!表現の使い方!
「稍あって」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「稍あって」という言葉を使った例文や、「稍あって」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「稍あって」とは?
- 「稍あって」を使った例文や短文など
- 「稍あって」の類語や類似表現や似た言葉
「稍あって」とは?
「稍あって」という言葉を知っているでしょうか。
「会社に着いて、稍あって、スマホを忘れたことに気付いた」などという経験をした人がいるかもしれません。
一方で、「稍あって」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「稍あって」という言葉の意味を紹介します。
- 「稍あって」の読み方
- 「稍あって」の意味
「稍あって」の読み方
「稍あって」の読み方を紹介します。
「稍あって」は「ややあって」と読みます。
「稍」を「やや」と読むのは、初見では難しいかもしれません。
これを機会に「稍あって」は「ややあって」と読むようにしましょう。
「稍あって」の意味
「稍あって」にはどのような意味があるでしょうか。
「稍あって」には、「しばらくして」「少し時間が経って」という意味があります。
先ほどの、会社に着いて、稍あって、スマホを忘れたことに気付いたという文章には、会社に着いて、しばらくして、スマホを忘れたことに気付いたという意味があります。
みなさんも、同じような体験があるかもしれません。
このように、「稍あって」は「しばらくして」「少し時間が経って」という意味があります。
「稍あって」を使った例文や短文など
次に「稍あって」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「稍あって」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「稍あって」を使った例文1
- 「稍あって」を使った例文2
「稍あって」を使った例文1
「麻婆豆腐を食べてから、『稍あって』強烈な辛さが襲ってきた」
この例文のように、激辛料理は食べてから、辛さがやってくることがあります。
食べた瞬間は甘みを感じますが、数秒遅れて、強烈な辛さが届きます。
このような時間差を「稍あって」という言葉で表現してみましょう。
「稍あって」を使った例文2
「離婚してから、『稍あって』再婚を決めた」
この例文のように、離婚から再婚までの期間が短い人がいます。
離婚してから、少ししか時間が経っていないのに、再婚する時、「稍あって再婚を決めた」などと表現します。
「稍あって」の類語や類似表現や似た言葉
「稍あって」の類語や類似表現を紹介します。
「稍あって」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「時間差で」【じかんさで】
- 「ほどなく」【ほどなく】
- 「近い将来」【ちかいしょうらい】
「時間差で」【じかんさで】
「時間差で」には、「ちょっとの時間の差で」という意味があります。
例えば、コンビニを出て時間差で、彼女もコンビニに来たらしいという場合は、コンビニを出てちょっとしてから、彼女がコンビニに来たようだという意味があります。
「ほどなく」【ほどなく】
「ほどなく」には、「あまり時間が経過せずに」「まもなく」という意味があります。
例えば、「ほどなくして戻った」という場合は、あまり時間が経過しないうちに戻ってきたという意味があります。
「近い将来」【ちかいしょうらい】
「近い将来」には、「比較的近い時期の、将来」という意味があります。
将来ではあるものの、それほど離れていない未来を指す時に、「近い将来」という言葉を使います。
例えばテニスの有力選手が、まだ初優勝していないものの、もう優勝する実力があると考えた時、「近い将来、優勝するだろう」などと言われます。
結婚する気がある人が、結婚が未定な時も「近い将来、結婚します」などと言います。
「稍あって」という言葉について見てきました。
みなさんも、「しばらくして」「少し時間が経って」という文章を作る時に、「稍あって」という言葉を使ってみましょう。