「強力無比」とは?意味や類語!比ぶべくもない?表現の使い方!
皆さんは「強力無比」という言葉を普段の会話の中で、ごく普通に使っているでしょうか?
この言葉は決して難しい表現ではないのですが、日常生活の中やビジネスシーンの中で使われる機会があまり考えられないものかもしれません。
そこでここでは、この「協力無比」という言葉について考えて行きたいと思います。
目次
- 「強力無比」とは?意味
- 「強力無比」の表現の使い方
- 「強力無比」の英語と解釈
- 「強力無比」の類語や言い換え
- 「強力無比」を使った例文と意味を解釈
「強力無比」とは?意味
「強力無比」という言葉は「作用が大きいこと」、「強い力」という意味を持つ「強力」と「比較できる対象がない」という意味の「無比」という2つの言葉が組み合わさったものですが、「強さにおいて他に並ぶものがないさま」のことを意味しています。
- 「強力無比」の読み方
「強力無比」の読み方
「強力無比」は「きょうりょくむひ」と読みますが、決して難しい読み方ではありませんので、どのような読み方をするのか悩むことはないでしょう。
「強力無比」の表現の使い方
「強力無比」という言葉は、あまりに強い力を持っているような人や物など、他のものと比較することができないくらいに段違いのレベルの強さを表現する場合に使われることになります。
ただ、一般的な会話の中では「強力無比」と明確に言い表すものが身近な環境に存在しなかったり、比較する機会が少ないこともあり、頻繁に使われることがないでしょう。
小説の中の一節で用いられるような感覚かもしれません。
「強力無比」の英語と解釈
「強力無比」を英語で表現してみると、“being the strongest”や“being powerful without equal”、“strong match”などのイディオムで訳すことができます。
「強力無比」の類語や言い換え
「比較するものがないくらいの強さ」という意味の「強力無比」に近い意味を持つ表現としては、次のような言い回しができるかと思います。
- 「圧倒的強さ」
- 「突出した強さ」
「圧倒的強さ」
「圧倒的強さ」という表現が「強力無比」に近い解釈ができるでしょうが、「段違いの強さ」という意味になります。
この表現は試合や戦いの中で使われることがありますが、「圧倒的な強さ」の前ではなす術もなく負けてしまうことが多いですね。
「突出した強さ」
「突出した強さ」という言い方も「強力無比」に近いニュアンスがありますが、「他のものと比べてみて群を抜いて高く突き出るような強さ」という理解ができるでしょう。
「多くのライバルや競争相手の中で、一番強い」という印象も受けるのですが、一番強いというレベルも桁違いのレベルで、数倍の強さを誇ると言っても過言ではありません。
俗っぽい言い方をするのであれば、「デタラメの強さ」と言い換えることができるかもしれません。
「強力無比」を使った例文と意味を解釈
ではここで「強力無比」を使った例文を見て行くことにしましょう。
- 「強力無比」を使った例文1
- 「強力無比」を使った例文2
「強力無比」を使った例文1
「強力無比を称されているA国の軍事衛星を破壊することが、我々の今の軍事力からすると、到底な無理なことだ」
軍事面で最新の技術を取り入れた兵器は、「強力無比」で従来の兵器では対抗することが到底無理なことがあります。
この例文で出て来る軍事衛星も「強力無比」という表現が使われていることから、対抗できる策がないのでしょう。
「強力無比」を使った例文2
「敵が強力無比なバリアを張っている時は、内部から崩壊させる手段を考えるしかない」
日常の会話の中で使われる文章ではなく、SF小説の中で出て来るような内容ですね。
外部の攻撃を一切寄せ付けない程に「強力無比」なバリアに守られているので、これを破壊するには内部から崩壊させる手段を考えるしかないということを言っています。
「強力無比」の例文では、日常の場面での会話や例文ではなく、非日常的なシーンやフィクション的な文章の中での活用法でした。
それだけこの「強力無比」という言葉を通常のコミュニケーションの中で使う機会が少ないのかもしれませんが、それでもこの言葉を知っておいて損はないでしょう。