「嘘の上塗り」とは?意味や類語!表現の使い方!
「嘘の上塗り」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「嘘の上塗り」という言葉を使った例文や、「嘘の上塗り」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「嘘の上塗り」とは?
- 「嘘の上塗り」の使い方
- 「嘘の上塗り」と「恥の上塗り」の違い
- 「嘘の上塗り」を使った例文や短文など
「嘘の上塗り」とは?
「嘘の上塗り」という言葉を知っているでしょうか。
最近、「仕事のミスがらみで、嘘の上塗りをしてしまった」と頭を抱えている人がいるかもしれません。
一方で、「嘘の上塗り」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「嘘の上塗り」という言葉の意味を紹介します。
- 「嘘の上塗り」の読み方
- 「嘘の上塗り」の意味
「嘘の上塗り」の読み方
「嘘の上塗り」は「うそのうわぬり」と読みます。
「嘘」は「うそ」、「上塗り」は「うわぬり」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に、「嘘の上塗り」は「うそのうわぬり」と読みましょう。
「嘘の上塗り」の意味
「嘘の上塗り」の意味を紹介します。
「嘘の上塗り」には、「嘘に嘘を重ねる」という意味があります。
また「嘘がばれそうになった時、さらなる嘘で隠そうとすること」という意味があります。
「仕事のミスがらみで、嘘の上塗りをした」という場合、仕事のミスを隠そうと嘘をつき、その嘘がばれそうになったので、さらに嘘を重ねてしまったという意味になります。
「嘘の上塗り」の使い方
「嘘の上塗り」という言葉の使い方を紹介します。
ビジネスシーンで「嘘の上塗り」を使う時、まず何かの嘘をついてしまうという条件があります。
例えば遅刻した理由が寝坊なのに、「電車が遅延した」と嘘をつくなどです。
しかし、「あなたの路線は正常に運転していた」と知っている人がいたら、嘘がばれてしまいます。
このような時に、「今日は実家から、会社に向かった」とさらなる嘘を重ねてしまうのが「嘘の上塗り」になります。
「なぜ実家から通ったのか」の理由など、さらなる「嘘の上塗り」が必要になるかもしれません。
このように、まず「嘘」があり、さらにその嘘を隠すための嘘をつく時、「嘘の上塗り」という言葉を使います。
「嘘の上塗り」と「恥の上塗り」の違い
「嘘の上塗り」と似た言葉に「恥の上塗り」があります。
「恥の上塗り」には、「すでに恥をかいている上に、また恥をかくこと」と言う意味があります。
例えば、みんなの前で転んだ時、恥ずかしい思いをします。
さらに転んだ拍子に、ズボンのお尻が破けてしまったのを見られたら、さらに恥ずかしい思いをします。
このように恥じに恥を重ねる様子を「恥の上塗り」と言います。
「嘘の上塗り」は「嘘を重ねる」、「恥の上塗り」は「恥を重ねる」という違いがあります。
「嘘の上塗り」を使った例文や短文など
最後に「嘘の上塗り」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「嘘の上塗り」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「嘘の上塗り」を使った例文1
- 「嘘の上塗り」を使った例文2
「嘘の上塗り」を使った例文1
「彼女に浮気がばれたので、『嘘の上塗り』をしてしまった」
この例文のように、浮気をごまかすために、嘘に嘘を重ねてしまう人は多いでしょう。
浮気をしているのに、していないと言うのは無理があるため、たくさんの嘘をつくことになるはずです。
「嘘の上塗り」を使った例文2
「嘘がばれそうになり、言い訳しようと思ったが、『嘘の上塗り』になるだけだと自重した」
この例文のように、嘘が発覚しようとした時に、ごまかそうとすると、「嘘の上塗り」になります。
嘘は重ねるほど、論理的に意味を通すのが難しくなるため、「嘘の上塗り」は避けた方がいいでしょう。
「嘘の上塗り」という言葉について見てきました。
一つの嘘を補強するため、たくさんの嘘をついている人を見た時、「嘘の上塗りはやめよう」と言ってみましょう。