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「おいたわしい」とは?意味や類語!表現の使い方!

人に対して「おいたわしい」という言葉を使うことがあります。

どの様な意味なのか、使い方や例文なども紹介します。

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「おいたわしい」とは?意味や類語!表現の使い方!>


目次

  • 「おいたわしい」とは?意味
  • 「おいたわしい」の表現の使い方
  • 「おいたわしい」の英語と解釈
  • 「おいたわしい」の類語や言い換え
  • 「おいたわしい」を使った例文と意味を解釈


「おいたわしい」とは?意味

「おいたわしい」の意味と言葉の成り立ちについて紹介します。

  • 「おいたわしい」の意味
  • 「おいたわしい」の言葉の成り立ち
  • 「おいたわしや」とは

「おいたわしい」の意味

「おいたわしい」の意味は「目下の人が目上の人に対して『気の毒だ』と同情する気持ちを表す言葉」です。

自分より目上の人が病気になったり不幸なことが起きたりして辛い思いをしているのを見ると、やるせない気持ちになるものです。

しかし自分より立場が上の人ですので「可哀想に」などとなれなれしい言葉は使えません。

その様な時に「おいたわしい」と言うことで「お気の毒に」「お辛いでしょう」という気落ちを表すのです。

「おいたわしい」の言葉の成り立ち

「おいたわしい」は漢字にすると「御労しい」と書きます。

「痛わしい」と書く人もいますが間違いです。

「御」は尊敬の接頭辞で、「労しい」には幾つかの意味がありますが、「おいたわしい」の場合は「気の毒で同情せずにいられない様子」という意味になります。

つまり、「気の毒で同情せずにはいられない」の尊敬語として「おいたわしい」が使われるのです。

「おいたわしや」とは

歴史的文学で「おいたわしや」という表現を見かけることがあります。

「おいたわしや」「おいたわしい+や」がついて省略された言葉です。

「や」は詠嘆や感動を表す助詞であり、「おいたわしや」「何とお気の毒なことか」という気持ちを伝える言葉です。

昔の将軍などの主君はプライドが高く、部下の前では弱みを見せることはできませんでした。

うっかり弱みを見せると部下に下剋上されるかも知れなかったからです。

その為に精神的なことや肉体的なことで辛い思いをしている時にも、弱音を吐くことはなかったのです。

そんな主君の心情を汲みとり部下が「おいたわしや」と言ったという背景があるのです。



「おいたわしい」の表現の使い方

「おいたわしい」の使い方のポイントを紹介します。

  • 「おいたわしい」お姿とは?
  • プライドが高い人には使わないこと

「おいたわしい」お姿とは?

「おいたわしいお姿」とは、目上の人がケガや病気で衰弱してしまった状態を部下が見た時に使います。

或いはかつては反映していた人が、没落して毎日ギリギリの状態で生活している姿などにも使われます。

いずれにしてもかつて健康で栄えていた時の状態を知っている人が使う言葉です。

プライドが高い人には使わないこと

意味の章で説明しましたが、人の上に立つ人の中には目下の人に同情されるのを嫌う人もいます。

プライドが高い人に対しては使わない様にしましょう。

「おいたわしい」の英語と解釈

“You have my sympathies.”

「心中お察しいたします=おいたわしい」という意味で使います。

ただ同情するだけならば“poor”“pitty”“sorry”などがあるのですが、こちらは同レベル以下の人達に対して使います。

目上の人に対して使うのならば上記のフレーズの方が無難でしょう。



「おいたわしい」の類語や言い換え

「おいたわしい」の類語を紹介します。

  • 「見るに忍びない」
  • 「痛々しい」

「見るに忍びない」

「あまりにも気の毒で見ているのが辛い状態」を表します。

「見るのが申し訳ない」という意味でありません。

「痛々しい」

「気の毒で見ていられない様子」を表します。

相手が実際にケガをしているのではなく、不幸な状態のことを言います。

「おいたわしい」を使った例文と意味を解釈

「おいたわしい」を使った例文と解釈を紹介します。

  • 「おいたわしい」を使った例文1
  • 「おいたわしい」を使った例文2

「おいたわしい」を使った例文1

「ご主人様はおいたわしい程ご心配なさっています」

大きな屋敷に仕える執事やメイドが、主人の心配事に悩む姿を慮って言う言葉です。

「おいたわしい」を使った例文2

「おいたわしいお姿を見て涙が出ました」

こちらも自分が仕える主君や主人が病気で衰弱している姿を見た時の言葉です。

icon まとめ

「おいたわしい」は、「目下の人が目上の人に対して『気の毒だ』と同情する気持ちを表す言葉」です。

同情されるのが嫌いな人もいますので、相手の性格を知った上で使う様にしましょう。