「激写」とは?意味や類語!表現の使い方!
今の若い20代の人達は、「激写」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
この言葉の意味をすぐに理解できる人は、おそらく40代〜50代の人達ではないかと思います。
今回は、この「激写」がどんなものなのか見ていきたいと思います。
目次
- 「激写」とは?意味
- 「激写」の表現の使い方
- 「激写」の英語と解釈
- 「激写」の類語や言い換え
- 「激写」を使った例文と意味を解釈
「激写」とは?意味
「激写」とは「げきしゃ」という読み方をする言葉で、写真家の篠山紀信氏が女性モデルにセクシーに美しく撮影したグラビア写真シリーズの雑誌になったタイトルのことです。
このタイトルは、次第に時代や世相を表すようなセンセーショナルな写真をジャストタイミングで撮ることを意味する「決定的瞬間をカメラに収めること」まで指すようになりました。
「激写」の表現の使い方
「激写」を使う場面は、めったに撮ることができない写真を撮る時に使われますが、通常の日常的な会話の中で使われるというよりは、雑誌の記事など、スクープ記事のタイトルとして使われることがあります。
「激写」の英語と解釈
「激写」を英語で言うと、“super shot”や“taking a spectacular photograph”、“taking a photo at just the right moment”などの言葉で訳すことができます。
「激写」の類語や言い換え
ジャストタイミングで、センセーショナルな写真を撮影する「激写」を他の言葉で置き換えるとするなら、どのような言葉で言い換えることができるのでしょうか?
「激写」の類義語を見ていきたいと思います。
- 「シャッターチャンス」
- 「フォトジェニック」
「シャッターチャンス」
「シャッターチャンス」という言葉が「激写」に近い意味を言葉ですが、「被写体を撮影する時にシャッターを切るのに最もよベストな瞬間」のことを指しています。
「フォトジェニック」
「フォトジェニック」という言葉も「激写」に近い意味のある言葉ですが、この「フォトジェニック」は「写真写りがいいこと」といったような意味でよく使われており、Instagramでよく出てくるようになりました。
「激写」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「激写」を使った例文を見ていくことにしましょう。
- 「激写」を使った例文1
- 「激写」を使った例文2
「激写」を使った例文1
「街の中で田中くんが激写したと思った女の子は、彼の妹だった」
街の中で偶然、目立っていた女性を「激写」できたかと思うと、それはなんと自分の妹だったというギャクのような話です。
「アニキ、いつもこんなことしてるの?」と妹さんからツッコミが入りそうな感じです。
「激写」を使った例文2
「田中氏が激写!、セクシータレントの昼の顔」
いつもテレビやグラビアなどでは超セクシーな顔を見せていたセクシータレントの彼女ですが、昼間の顔はごく普通の顔だったり。
この例文は週刊紙のタイトルかもしれません。
「激写」という雑誌は当時の若い男性の心を熱くさせてくれた衝撃的な雑誌だったでしょう。
それだけに「激写」という言葉を聞くと、思わず身体が反応してしまう人もいるのではないかと思います。
今ではInstagramやTwitterなどのSNSで色々な画像や動画をアップすることができるので、誰でも「激写」のチャンスがありますね。