「ブリッジモード」とは?意味!各モードの違いと関連語も解釈
今ではインターネットはビジネスだけでなく、家庭内においても必要不可欠な情報インフラとなっています。
そのために色々なネットワーク用語が使われていますが、皆さんは「ブリッジモード」という言葉をご存知でしょうか?
今回は、この言葉を中心に関連した言葉も合わせて見ていきたいと思います。
目次
- 「ブリッジモード」とは?
- 「ブリッジモード」を初心者にもわかるように解釈
- 「ブリッジモード」と知るのに覚えておきたい言葉
- 「ブリッジモード」を使った例文と意味を解釈
「ブリッジモード」とは?
「ブリッジモード」とは、「アクセスポイントモード」、「ハブモード」、「無線ハブモード」、「APモード」、「BRモード」など色々な呼び方もありますが、「ブロードバンドルーターのWi-Fi機能以外のルーター機能をオフにして無線電波を飛ばすだけのハブ機能として利用すること」を指している用語です。
Wi-Fiルーター「ブリッジモード」と各モードの違い
Wi-Fiルーターには、「ブリッジモード」以外に次のようなモードがあります。
- ルーターモード
- 中継機モード/WBモード
ルーターモード
「ルーターモード」は「RTモード」とも呼ばれており、「ルーター機能を有効にしている状態」のことを指しています。
このモードでは複数の端末を同時にインターネットに参加させることができます。
中継機モード/WBモード
「中継機モード」あるいは「WBモード」は、「無線は繋がっていても電波が弱い時に電波を中継させることができるモード」のことです。
この機能で中継させることによって、安定した通信が実現できます。
「ブリッジモード」を初心者にもわかるように解釈
「ブリッジモード」とは「アクセスポイントモード」とも呼ばれているように、家庭科でWi-Fiを使って、家の中にあるパソコンやスマホ同士を通信させるものと理解してもいいでしょう。
無線でお互いの端末が通信する内線モードみたいな機能です。
「ブリッジモード」と知るのに覚えておきたい言葉
「ブリッジモード」の理解を深めるために、次のような言葉も理解しておくと便利です。
- 「ルーター」
- 「スイッチングハブ」
- 「ブリッジモード」
「ルーター」
「ルーター」とは「複数のパソコンが同時にインターネット接続するための機器」です。
「スイッチングハブ」
「スイッチングハブ」とは「データを送りたい相手だけに送るための通信機器」で「ネットワークの中にあるパソコンなどの中のMACアドレスを見て行き先を振り分けてくれる機能」があります。
「ブリッジモード」
「ブリッジモード」は、前述の通り「ブロードバンドルータの無線LAN機能以外のルータ機能を切って、無線電波だけを飛ばす機器として利用すること」を指しています。
「ブリッジモード」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「ブリッジモード」を使った例文を解釈してみましょう。
- 「ブリッジモード」を使った例文1
- 「ブリッジモード」を使った例文2
「ブリッジモード」を使った例文1
「ブリッジモードへの切り替えを推奨します」
「ブリッジモード」は「Wi-FIルーターのルーター機能を無効にして使うこと」なので、単なる無線中継器として使う場合には、「ブリッジモード」にすることになります。
「ブリッジモード」を使った例文2
「ブリッジモード設定すると有線も無線も繋がらない」
「ブリッジモード」に設定すると、単なWi-Fiルーターとしての機能になるので、この機器単独では有線でも無線でも、インターネットに接続できないことを例文では言っています。
インターネットを利用する上で「ブリッジモード」だけでなく、「ルーター」や「ハブ」などの言葉の意味も理解しておくと、自宅でインターネットに接続できない場合に適切な対処ができるようになりますので、是非、知識を深めておきたいものです。