「Apache Tomcat」とは?意味!「Tomcat」と「Apache」の違い
今やインターネットが普及して色々なネットワークやコンピューターの専門用語が出てきていますが、「Apache Tomcat」という言葉をどれだけの人が知っているでしょうか?
そこで今回は、この「Apache Tomcat」について触れて行きたいと思います。
目次
- 「Apache Tomcat」とは?
- 「Tomcat」と「Apache」の違い
- 「Apache Tomcat」を初心者にもわかるように単に解釈
- 「Apache Tomcat」の関連で覚えておきたい言葉
- 「Apache Tomcat」インストールは無料?
「Apache Tomcat」とは?
「Apache Tomcat(アパッチ トムキャット)」とは、「Java ServletやJavaServer Pages (JSP)と呼ばれるプログラムを動かすためのWebコンテナ」のことです。
このWebコンテナは、「サーブレットコンテナ」や「サーブレットエンジン」とも呼ばれており、Apache License0を採用したオープンソースソフトウェアです。
「Tomcat」と「Apache」の違い
「Apache Tomcat」ては、Webコンテナの一種ですが、「Apache」、「Tomcat」とそれぞれ独立した言葉が使われていることを目にします。
この時の「Tomcat」はJava Servletを動かす時に必要なソフトで「サーブレットコンテナ」を指しており「Apache Tomcat」そのものなのです。
「Apache Tomcat」から「Apache」が略されて「Tomcat」と呼称されているだけなのですが、作られたJava Servletの動作か確認できるようにWebサーバとしての顔も持っているのです。
一方の「Apache」は、グローバル規模で世界中に普及しているWebサーバのソフトとのことで、「Tomcat」単独行動でもだけ動くので、両者の違いに苦しむ人もいます。
「Apache Tomcat」を初心者にもわかるように単に解釈
「Apache Tomcat」を簡単に言うなら、「Java Servletを動かすソフトウェアの1つ」と思うといいでしょう。
「Apache Tomcat」の関連で覚えておきたい言葉
「Apache Tomcat」の関連した用語でチェックしておきたい言葉は、次のようなものでしょう。
- 「Java Servlet」
- 「Java」
「Java Servlet」
「Java Servlet」という言葉がありますが、これは「ホームページのファイルなどが格納されているWebサーバー上で機能するJavaのプログラム」のことです。
「Java Servlet」は、単独で仕事をすることがなく、「サーブレットコンテナ」と連動することで動作することになります。
「Java」
「Java」とは「プログラム」の元を作るプログラミング言語の1つで、1度書くことでどこでも動作することが特徴で、俗に「オブジェクト指向」という言葉で知られています。
この「Java」で他の様々なプログラムを作れるようなったのですが、その中の1つにWebサーバーで動く「Javaプログラム」があります。
このWebサーバー上で動くJavaプログラムこそが、「Java Servlet」なのです。
「Apache Tomcat」インストールは無料?
「Apache Tomcat」はオープンソースなので、誰でも無償でインストールして利用することができます。
いかがでしたでしょうか?
「Apache Tomcat」という専門用語を調べていくと、関連した言葉がいくつも出てきましたが、私達が何気なく利用しているアプリもこれらがベースとなっています。
しかし、専門的な言葉をしっかりと理解しなくても、「こんなものがあったなぁ」という程度の理解で構わないと思います。