「自主休講」とは?意味や類語!英語!
「自主休講」とは、「自分の意志に従って講義(授業)を休講にすること」です。
「自主休講」の「意味・使い方・自主休講が起こる原因・例文と解釈・類語(シソーラス)や言い換え・英語と解釈」などについて、詳しく説明していきます。
目次
- 「自主休講」とは?意味
- 「自主休講」の表現の使い方
- 「自主休講」が起こる原因
- 「自主休講」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「自主休講」の類語や言い換え
- 「自主休講」の英語と解釈
「自主休講」とは?意味
「自主休講」という言葉は、「自分の意志に従って講義(授業)を休講にすること」や「講義(授業)をさぼること・ずる休みすること」を意味しています。
「自主休講」の「自主」とは、「他からの干渉や保護を受けずに、自分の意志に従って独立して物事を行うこと」を意味しています。
「休講」とは、「講義(授業)を休むこと・講義を休みにすること」を意味しています。
学生・生徒が自分の意志で勝手に講義(授業)を休むことを「自主休講」といいますが、講師の都合によって休講にする場合は「臨時休講」といいます。
「自主休講」の表現の使い方
「自主休講」の表現の使い方は、「自主的に講義(授業)を休んだ場合」や「学校・講義(授業)をさぼってずる休みした場合」に使うという使い方になります。
「自主休講」という言葉は、「自分から進んで学校や講義を休んだ時」に使うことができる言葉なのです。
例えば、「最近の彼は、自主休講が増えていて成績も低下傾向にあります」などの文章において、この表現を正しく使用することができるのです。
「自主休講」が起こる原因
「自主休講」というのは「自発的・自主的に講義(授業)を休むこと」ですが、どうして自主休講のような事態が起こってしまうのでしょうか?「自主休講」が起こる原因について説明していきます。
- 雪や雨・地震などの自然災害
- 精神的な問題
雪や雨・地震などの自然災害
「自主休講」が起こる原因として、「雪や雨・地震などの自然災害」を考えることができます。
災害レベルの地震(震度6以上のような地震)はもちろんのことですが、緊急警報がスマホ(携帯電話)に届くような「大雨・大雪」になると、学校まで移動する途中で危険な状況(河川の増水・大雪の歩行困難)が想定されますし、電車・バスなどの公共交通機関が止まってしまうこともあります。
そのため、大雨・大雪・地震などの自然災害が発生した時には、自分自身の判断で「今日は学校に行くのは危ないから休もう」と自主的に休講するケースが増えやすいのです。
また、本人には学校に行くつもり(講義を受けるつもり)があっても、普段通学に使っている電車やバスなどの公共交通機関が運休になることで、仕方なく自主休講する人も出てきます。
精神的な問題
「自主休講」が起こる原因として、「精神的な問題」を想定することができます。
向学心が低くて講義内容についていけないとか、学校に親しい友人がいないとかいった理由で、「学校に通学すること+講義(授業)を受けること」が強いストレスになってしまうと、頭では「学校に行かなければいけない」と思っていても、何となく気分が乗らずに自主休講しやすくなります。
また学校の授業・勉強や人間関係を頑張りすぎて、「バーンアウト症候群(燃え尽き症候群)」と呼ばれる精神的問題を発症して、講義(授業)を受けたくても受けられなくなることもあります。
更に、大学生に多いとされる「アパシーシンドローム(意欲減退症候群))」や「スチューデント・アパシー」といった本業である学校・学業に対する意欲(やる気)を失ってしまう精神的問題によって、自主休講が起こりやすくなってしまうのです。
「自主休講」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「自主休講」を使った例文・短文などを紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「自主休講」を使った例文1
- 「自主休講」を使った例文2
「自主休講」を使った例文1
「あの時は本当に立っていられないほどに気分が悪くて、自主休講せざるを得ない状態だったのです」
この「自主休講」を使った例文は、「あの時は本当に立っていられないほどに気分が悪くて、自主的に講義(授業)を休まざるを得ない状態だった」ということを意味しています。
「自主休講」を使った例文2
「前期に気まぐれな自主休講を続けていたことが親にばれて、親から真面目に授業を受けろと叱責されることになりました」
この「自主休講」を使った例文は、「前期に気まぐれな講義(授業)のさぼり・ずる休みを続けていたことが親にばれて、親から真面目に授業を受けろと叱責されることになった」ということを意味しています。
「自主休講」の類語や言い換え
「自主休講」の類語・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。
- 「講義をさぼる」
- 「授業をずる休みする」
- 「自主的に学校を休む・ばっくれる」
「講義をさぼる」
「自主休講」の類語・言い換えとして、「講義をさぼる」があります。
「自主休講」という言葉は、「自分から進んで休講にして講義(授業)に行かないこと」や「自主的に講義(授業)をさぼること」を意味しています。
それらの意味合いから、「自主休講」とほとんど同じ意味合いを持つ類語(シソーラス)として、「講義をさぼる」を上げることができます。
「授業をずる休みする」
「自主休講」の類語・言い換えとして、「授業をずる休みする」があります。
「自主休講」というのは、「自主的に休講にして授業(講義)を受けないこと」を意味しています。
客観的に見れば、「自主休講」というのは「授業をずる休みすること」に等しいのです。
その意味合いから、「自主休講」の言葉は「授業をずる休みする」という言葉に言い換えることができます。
「自主的に学校を休む・ばっくれる」
「自主休講」の類語・言い換えとして、「自主的に学校を休む・ばっくれる」があります。
「自主休講」というのは、自分から進んで学校や授業(講義)を休むこと、ばっくれて(約束を破って)行かないことを意味しています。
その意味合いから、「自主休講」と良く似た意味を持つ類語(シソーラス)として、「自主的に学校を休む・ばっくれる」を指摘することができます。
「自主休講」の英語と解釈
「自主休講」という言葉は、“skip class”(授業・講義をさぼる)や“bunk class”(授業・講義をすっぽかす)、“ditch”(学校をさぼる)、“skive off”(約束していた場所に行かない)などの英語で表現することができます。
- “He skipped today's class because he was in a bad condition.”
“He skipped today's class because he was in a bad condition.”
この「自主休講」という言葉を使った英語の例文は、「彼は体調が悪かったので、今日の講義(授業)を自主休講しました」ということを意味しています。
「自主休講」という言葉について徹底的に解説しましたが、「自主休講」には「自分の意志に従って講義(授業)を休講にすること」や「講義(授業)をさぼること」などの意味があります。
「自主休講」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「講義をさぼる」「授業をずる休みする」「自主的に学校を休む・ばっくれる」などがあります。
「自主休講」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。