「特盛」とは?意味や類語・英語・例文まで詳しく解説!
この「特盛」は、料理の量の表現に使われますが、それ以外にも使える言葉です。
目次
- 「特盛」とは?
- 「特盛」の類語や言い換え
- 「特盛」の英語
- 「特盛」を使った例文と意味を解釈
「特盛」とは?
「特盛」は、「大盛」より上の表現として、料理にメニューに使われる言葉です。
牛丼を例に挙げると、お店にもよりますが、小盛、中盛(普通盛)、大盛、特盛といった量別のメニューが用意されています。
「特別な盛り(具合)」が語源ですが、最近ではこれを更に上回るメニューがある場合も少なくなく、そこまで特別という意味合いの言葉でもなくなってきています。
「特盛」の類語や言い換え
「特盛」と同等か、もしくは更に上になる表現です。
先に挙げたように、今では「特盛」では一番上(の量)ではないということも増えています。
- 「メガ盛」【めがもり】
- 「ギガ盛」【ぎがもり】
「メガ盛」【めがもり】
この「メガ盛」がメニューにある場合、「特盛」より上の扱いとなっています。
「メガ」の語源は、コンピューター用語で100万バイトのことで、それだけ多い容量だという比喩表現です。
「超大盛」と言われることもあります。
「ギガ盛」【ぎがもり】
「メガ」の1000倍が「ギガ」になることから、「メガ盛」より更に上の量を提供するメニューだと考えてください。
さすがに本当に1000倍もある訳ではありませんが、大食漢と呼ばれるような人でないと食べきれない量が出てきてしまう可能性が高い為、そのお店の一見さん(実際のそれを見たことがない人)には危険なメニューだと言えそうです。
「特盛」の英語
「特盛」は英語では、“special portion-size”と表現します。
「大盛」なら、“large portion-size”です。
“It's special portion size for me.”で、「自分にとっては特盛だ」という意味になり、海外では普通の量として提供されている量が自分には多かったといった時によく使われる形です。
英語では、「メガ盛」や「ギガ盛」のような、“special portion-size”を超える表現は存在していません。
「特盛」を使った例文と意味を解釈
「特盛」を使った例文と、その意味の解釈です。
この表現は、料理に使われることがほとんどですが、それ以外に使っている例も挙げていきます。
- 「特盛」を使った例文1
- 「特盛」を使った例文2
「特盛」を使った例文1
「うわさの特盛を注文してみたが、それほどの量でもなかった」
そのような人の為に用意されているのが、「メガ盛」や「ギガ盛」だと考えていいでしょう。
ただし、そういった「特盛」を超えるメニューがどのお店でもあるとは限りません。
また、「特盛」でも充分に他店の「メガ盛」などに匹敵する場合も多く、量の基準はそのお店次第です。
「特盛」を使った例文2
「このゲームは、色々なアイデアが特盛だ」
それだけたくさんアイデアが詰まっていることを、「特盛」と表現しています。
この手の使い方もよく見掛ける言葉です。
更に多いという表現に、「前作が特盛だとすると、今作はメガ盛だ」などと使うこともあります。
「特盛」は、それより上の表現が使われるようになったことで、今ではそれほど多いというイメージではなくなってしまいましたが、それでも「大盛」より上の、普通の人では食べ切れない可能性が高いほどの量のことだと考えていいでしょう。