「愛が重い」とは?意味や類語!表現の使い方!
恋愛をしているのに「愛が重い」と言う人がいます。
一体どの様な意味なのか、使い方や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「愛が重い」とは?意味
- 「愛が重い」の表現の使い方
- 「愛が重い」の英語と解釈
- 「愛が重い」の類語や言い換え
- 「愛が重い」を使った例文と意味を解釈
「愛が重い」とは?意味
「愛が重い」とは、「相手の愛情が強過ぎて苦痛を感じてしまう状態のこと」です。
一般的に恋愛をすると、愛情が深まるほどお互いの絆が強まり幸せになれるものです。
しかしどちらか一方が愛情を注ぎ過ぎるあまりにもう相手の精神的な負担が大きくなってしまうことがあるのです。
強く相手に依存をしたり、すぐに嫉妬したり束縛したりなど、愛情を注ぐ方も注がれる方も日常生活に支障をきたす様になります。
本来愛情はお互いの心を豊かにするものでなくてはならないのですが、社会人として常識的な行動が取れなくなり、その状態から抜けだせなくなってしまいます。
この様な人や状況に対して「愛が重い」と言います。
「愛が重い」の表現の使い方
「愛が重い」が使われるの以下の様なシーンです。
- 毎日連絡を強要する恋人に対して
- すぐに浮気を疑い恋人に対して
- 世話を焼きすぎる恋人に対して
毎日連絡を強要する恋人に対して
毎日、しかも1日のうちに何回も連絡をしてきます。
内容は大したことはなく「今何してる?」程度のことで、返信をしないと何度でも催促がきます。
常に相手とつながっていたいという気持ちを「愛が重い」と言うのです。
すぐに浮気を疑い恋人に対して
世の中には男か女かしかいないので、仕事やプライベートで異性と接するのは当然のことです。
しかし異性と会話やLINEをするとすぐに浮気を疑い、相手はどの様な人なのかを知りたがったり、或いは異性と連絡を取らない様に強要することもあります。
この様な嫉妬深い恋人に対して「愛が重い」と言います。
世話を焼きすぎる恋人に対して
女性に多く、愛情を注いでくれるのは良いのですが、毎日の様に部屋に押しかけてきて掃除をしたり料理を作ったり、洋服のコーディネートをアドバイスしたりして、まるで母親の様にふるまいます。
男性から見れば自分の好きな様にさせて欲しいと思い、女性に対して「愛が重い」と言うのです。
「愛が重い」の英語と解釈
“She is really needy.”
「彼女の愛が重い」となります。
“needy”は“need”(必要とする)の形容詞形で「相手を必要とし過ぎること=愛が重い」として使えます。
「愛が重い」の類語や言い換え
「愛が重い」の類語を紹介します。
- 「重たい女」【おもたいおんな】
- 「愛情のおしつけ」【あいじょうのおしつけ】
「重たい女」【おもたいおんな】
相手が女性の場合、愛するあまりに男性が負担を感じてしまう時に使われます。
こちらは愛情が強いという他に、将来的に結婚をほのめかして男性を追い込む女性に対して使われます。
「愛情のおしつけ」【あいじょうのおしつけ】
自分が一方的に愛情表現をすることを言います。
「あなたの為だから」と言って自分の意見を押し付けたり、母親でもないのにやたらと身の回りの世話を焼いて周囲に献身ぶりをアピールするなど、迷惑に思える愛情のことを言います。
「愛が重い」を使った例文と意味を解釈
「愛が重い」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「愛が重い」を使った例文1
- 「愛が重い」を使った例文2
「愛が重い」を使った例文1
「彼女の愛が重くて週末が憂うつになる」
週末になると部屋まで押しかけて、部屋の掃除や洗濯をして手料理をふるまいます。
男性としては1日くらいのんびりと過ごしたかったり、友達との付き合いや趣味の集まりに出かけたいと思うのですが、彼女がベッタリなので何も出来ずに不満を持っていることを表しています。
「愛が重い」を使った例文2
「すぐに将来の話をする彼女の愛が重い」
まだ結婚すると決めた訳でもないのに、将来的にどこに家を買って子供は何人で、という様な話をされると、精神的に負担を感じます。
このままでは結婚せざるを得ない状態に追い込まれるのでは、と不安を感じていることを表します。
「愛が重い」は「相手の愛情が強過ぎて苦痛を感じてしまう状態のこと」です。
余計に愛情を注ぎ過ぎてしまい、相手が精神的に負担になり、破局するケースも多くなります。
恋人に「愛が重い」と言われたらかなり危険な状態なので、すぐにでも反省して態度を改める様にしましょう。