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「臨む」とは?意味や使い方!例文や解釈を紹介

「臨む」という言葉の意味や使い方を紹介します。

さらに「臨む」という言葉を使った例文や、「臨む」の類語を紹介して行きます。

臨む

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「臨む」とは?意味や使い方!例文や解釈を紹介>


目次

  • 「臨む」とは?
  • 「臨む」と「望む」の違い
  • 「臨む」の類語や類似表現や似た言葉
  • 「臨む」を使った例文や短文など
  • 「臨む」の反対語


「臨む」とは?

「臨む」とは?

みなさんは「臨む」という言葉を知っているでしょうか。

「大切な試合に臨む」などという言葉を聞いたことがあるかもしれません。

一方で、「臨む」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。

そこで「臨む」という言葉の意味を紹介します。

  • 「臨む」の読み方
  • 「臨む」の意味

「臨む」の読み方

「臨む」「のぞむ」と読みます。

読み方が難しい言葉のため、事前に読み方を知っていないと、正しく読めないかもしれません。

これを機会に、「臨む」「のぞむ」と読むことを知っておきましょう。

「臨む」の意味

「臨む」の意味を紹介します。

「臨む」には、大きく分けて3つの意味がありますので、それぞれの意味を見て行きましょう。

まず「臨む」には、「向かい合う」「面する」という意味があります。

例えば、「別荘が海に臨んで立っている」という場合は、海沿いに別荘がある、という意味があります。

次に、「臨む」には、「ある場面にぶつかる」「出会う」という意味があります。

例えば、「難局に臨む」という場合は、 「難しい局面にぶつかる、出会う」という意味があります。

さらに「臨む」には、「出席する」「その場に行く」という意味があります。

例えば「開会式に出席する」「開会式に臨む」と表現できます。

このように「臨む」には、いくつもの意味があるため、場面によって使い分けてみましょう。



「臨む」と「望む」の違い

「臨む」と「望む」の違い

「臨む」とよく似ている言葉に、「望む」があります。

二つの言葉には、どのような違いがあるでしょうか。

例えば、「海にのぞむホテル」という言い回しがあります。

この場合は「臨む」「望む」のどちらを使えばいいでしょうか。

このような言い回しは、ホテルのオーシャンビューを宣伝するために使われることが多いため、基本的に「望む」が正解になります。

「望む」には「遠くを見る」という意味があり、ホテルの部屋から、海を一望できるという意味になります。

景色が良い部屋という意味があります。

一方で、「海に臨むホテル」「臨む」を使った場合は、「海に面するホテル」という意味になります。

海に非常に近い位置に、ホテルがある時、このような表現をすることがあります。

このように「臨む」には「面する」という意味があり、「望む」には「遠くを見る」という意味があることを知っておきましょう。

「臨む」の類語や類似表現や似た言葉

「臨む」の類語や類似表現や似た言葉

「臨む」の類語や類似表現を紹介します。

「臨む」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

  • 「向かいあう」【むかいあう】
  • 「出くわす」【でくわす】
  • 「臨場」【りんじょう】

「向かいあう」【むかいあう】

「向かい合う」にいは、「互いが体の正面を向けて相対する」という意味があります。

「臨む」の意味のひとつに「向かい合う」という意味があるため、二つの言葉は、言い換えに使えます。

「出くわす」【でくわす】

「出くわす」という言葉を知っているでしょうか。

「出くわす」には、「偶然に出会う」という意味があります。

例えば山を歩いている時に、クマと偶然出会うことがあるかもしれません。

このような場面は「熊と出くわす」と言えるかもしれません。

「臨む」には、「ある場面にぶつかる」「出会う」という意味があるため、二つの言葉はとても似ています。

「臨場」【りんじょう】

「臨場」「りんじょう」と読みます。

「臨場」には、「その会場や、式場などに出席すること」という意味があります。

また「その場に臨むこと」「臨場」と言います。

「臨場感」という言葉がありますが、「その場にいる感じがする」「ライブ感がある」という意味があります。



「臨む」を使った例文や短文など

「臨む」を使った例文や短文など

「臨む」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「臨む」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

  • 「臨む」を使った例文1
  • 「臨む」を使った例文2

「臨む」を使った例文1

「会社の今後を左右するような、重要な場面に『臨む』」

ビジネスシーンで、このような場面に直面するかもしれません。

この場合の「臨む」には、「ある場面にぶつかる」という意味の「臨む」です。

会社の今後を左右する場面は、会社の潔白を示すための記者会見の場かもしれませんし、社運を賭けたコンペの会場かもしれません。

いずれにせよ、この例文の登場人物は、このような重要な場面にぶつかってしまったことになります。

「臨む」を使った例文2

「芸能人が、結婚発表の記者会見に『臨む』」

「臨む」には、「その場に行く」「出席する」という意味がありますが、この「臨む」はそのような意味があります。

例文のように、芸能人は結婚発表の際に、記者会見を開くことがあります。

それだけ、結婚について興味を持たれている人気者の証と言えるかもしれません。

「臨む」の反対語

「臨む」の反対語

「臨む」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

そこで「臨む」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。

  • 「欠席」【けっせき】
  • 「不参」【ふさん】

「欠席」【けっせき】

「欠席」という言葉は、日常的に良く使います。

「欠席」には、「でるべき席に出ないこと」という意味があります。

学生時代に学校を休むと「欠席」と言われます。

また結婚式の招待状が着た時に、出席しないことを告げる時、「欠席」と印刷された場所に丸を付けることになります。

「不参」【ふさん】

例えば仕事の場面で、「今回の会議には不参します」という時は、会議を欠席するという意味になります。

このように「不参」には「行事やイベントに出席しないこと」という意味があります。

ビジネスシーンでは、「不参」の際には、事前に通知することが、社会マナーになります。

直前になり、突然出席を取りやめるような、ドタキャンをしないよう、気を付けましょう。

icon まとめ

「臨む」という言葉について見てきました。

「臨む」は日頃から使っている言葉にもかかわらず、やや使い方が分かりにくい言葉かもしれません。

ここでは「臨む」には様々な意味があることを知っておきましょう。

「臨む」という言葉を使いこなせるようになると、文章力のレベルが高くなるかもしれません。