「伊達や酔狂」とは?意味や類語!読み方と表現の使い方!
「伊達や酔狂でやっている訳ではない」という言い回しがありますが、この言葉の意味を理解している人は、どのくらいいるでしょうか?
ここで「伊達や酔狂」という言葉について見て行きたいと思います。
この表現は日常的な会話の中で使っている人が少なくなっている感じもあるので、ここで、どのような意味があるのか理解を深めてください。
目次
- 「伊達や酔狂」とは?意味
- 「伊達や酔狂」を分解して解釈
- 「伊達や酔狂」の意味の英語
- 「伊達や酔狂」の類語や言い換え
- 「伊達や酔狂」を使った例文と意味を解釈
「伊達や酔狂」とは?意味
「伊達や酔狂」とは、「遊び感覚やふざける」、「興味半分で」といったような意味がある言葉です。
「伊達や酔狂でやってるわけじゃない」という言い回しになると、「遊びでなく本気でやっている」といった解釈ができます。
- 「伊達や酔狂」の読み方
「伊達や酔狂」の読み方
「伊達や酔狂」の読み方は、「だてやすいきょう」となります。
「伊達や酔狂」を分解して解釈
では、ここで「伊達」と「酔狂」の2つに分けて、それぞれの言葉を見て行くことにします。
- 「伊達」
- 「酔狂」
「伊達」
「伊達」は「伊達男」などでも使われている言葉ですが、「格好つけている」という意味があります。
「?気(きょうき)」、「おしゃれ」、「派手なふるまい」という意味合いも持っている言葉です。
「酔狂」
「酔狂」とは、「物好きで変わったことを好む」という意味がある言葉です。
「伊達や酔狂」の意味の英語
「伊達や酔狂」という言葉を英語で表現するには、直接的な英語で訳すことが難しく、「ふざけて」という解釈から“being silly”、“facetiously”、“jokingly”、“tongue in cheek”といったような言葉で表現するといいでしょう。
「伊達や酔狂」の類語や言い換え
「伊達や酔狂」の類語としては、次のような言葉があります。
- 「ふざけて」
- 「からかって」
「ふざけて」
「ふざけて」という言葉が「伊達や酔狂」類義語の1つとして挙げられますが、「戯れて騒いだり不謹慎な事を言ったりすること」という意味になります。
「からかって」
「からかって」という言葉も類語として扱うことができますが、「冗談を言ったりいたずらをしたりして、人をなぶりもてあそぶ」、「焦らして困らせる」というような意味があります。
「伊達や酔狂」を使った例文と意味を解釈
ここで「伊達や酔狂」を使った例文を見ていくことにしましょう。
- 「伊達や酔狂」を使った例文1
- 「伊達や酔狂」を使った例文2
- 「伊達や酔狂」を使った例文3
「伊達や酔狂」を使った例文1
「俺は人に馬鹿にされながら仕事しているけど、伊達や酔狂でやっている訳じゃないんだ」
人に軽くみられるような仕事をしているのかもしれませんが、本人は必死で一生懸命働いているのですね。
本当なこのような強い信念を持っている人こそ素晴らしいのです。
「伊達や酔狂」を使った例文2
「価値が低い古物ばかり集める僕でも、伊達や酔狂でやっていない」
古物を集めることが趣味の人のコメントですが、全く関心のない人から見ると、全く意味のないことのように思えるのかもしれません。
しかし、本人にとっては深い関心のあるもののはずです。
「伊達や酔狂」を使った例文3
「真冬から水泳しているけど、伊達や酔狂じゃないよ」
寒中水泳をしている人を眺めて冷ややかな気持ちで見ている人がいるかもしれません。
しかし、寒いからこそ、気を引き締める行事として立派なことだと思います。
「伊達や酔狂」という言葉を耳にしたことがある人が意外に多いのかもしれませんが、実際に会話の中で、使っている人はそんなに多くはないでしょう。
それだけにこの言葉の意味をしっかりを学んで理解しておきたいものです。