「すぐ諦める」とは?意味や類語!英語や対義語
「すぐ諦める」人に出会ったことがあるでしょうか。
職場などで「すぐ諦める」人がいると、厄介に感じてしまうこともあるかもしれません。
それならば、「すぐ諦める」というのはどのような意味なのでしょうか。
ここでは「すぐ諦める」という言葉について紹介します。
目次
- 「すぐ諦める」とは?意味
- 「すぐ諦める」の対義語
- 「すぐ諦める」の英語と解釈
- 「すぐ諦める」の類語や言い換え
- 「すぐ諦める」を使った例文と意味を解釈
「すぐ諦める」とは?意味
「すぐ諦める」というのは、早々に諦めてしまう、諦めが早い、という意味になります。
あきらめるというのはもう希望や見込みがないと思ってやめる、断念する、という意味であり、例えば何か新しいことに挑戦したとしてもうまくいかないてもうまくいくはずがないと思った時に挑戦を止めてしまうという意味になります。
さらに、すぐという表現は時を置かず、あるいは直ちに、という意味になりますので、「すぐ諦める」というのは直ちに止めてしまう、という意味になるのです。
- 「すぐ諦める」人の印象
「すぐ諦める」人の印象
「すぐ諦める」というのは直ちに止めてしまう、という意味になりますが、どうしても根気が足りない、諦めが早い、などという悪いイメージを持ってしまうことも多いのではないでしょうか。
例えば特に職場においては、誰もが難しい仕事を割り当てられることがありますよね。
しかし、成功できないからといってすぐに諦めてしまう人であれば、なんだか二度と仕事は与えたくない、などという気持ちになってしまうかもしれません。
「すぐ諦める」人は信頼されなくなってしまう可能性もあるのです。
「すぐ諦める」の対義語
「すぐ諦める」という表現の対義語は粘り強いという意味になります。
あきらめるという表現の対義語が粘るという言葉になりますので、「すぐ諦める」という言葉であれば粘り強いという表現が適当でしょう。
これは根気が強くよく頑張る、努力をする、という意味です。
例えば就活においては粘り強さは非常に大切であると考えられます。
なかなか内定がもらえないからといって就活をすぐに諦めてしまえば、人生に大きな影響与えてしまいますね。
「すぐ諦める」の英語と解釈
「すぐ諦める」という表現を英語にすると“give up easily”になります。
例えば、「最近の新入社員はすぐに諦めてしまって嫌になる」という意味であれば、“It's pretty annoying that knew people give up easily in these days.”という表現になります。
「すぐ諦める」の類語や言い換え
「すぐ諦める」という言葉の類義語を紹介します。
- 「諦めが早い」
- 「根気がない」
- 「三日坊主」
「諦めが早い」
諦めが早いというのは怠慢により、物事が長く続かない様子を指しています。
長続きしない、飽きやすい、などという意味もあり、怠慢によって物事が続かない、と考えられているところにポイントがあります。
諦めが早いという事は怠慢であるとみなされてしまう可能性があるのです。
「根気がない」
根気がないという表現も怠慢により物事が長く続かない様子や飽きやすい様子、飽きっぽい様子、という意味を指しています。
続けようと努力をしないという意味であり、ネガティブな意味合いで捉えられることが多いかもしれません。
「三日坊主」
三日坊主というのは非常に飽きっぽく、長続きしないという意味です。
仏教において修行は早朝から勤めが始まり、規則正しい生活をしなければいけません。
中途半端な気持ちで出家をすればその厳しさを乗り越えられず、3日経てば俗人に戻ってしまう、ということもあります。
ここから三日坊主という表現ができあがりました。
「すぐ諦める」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「すぐ諦める」を使った例文1
- 「すぐ諦める」を使った例文2
「すぐ諦める」を使った例文1
「あなたはいつもすぐ諦めるけれど、たまには何かを成し遂げてみなさい」
「すぐ諦める習慣を持つ人」は、何事に対しても熱心に向き合わず、根気が出せないということがあります。
そのような場合、何もかも成し遂げられなくて中途半端になってしまう可能性があります。
親から何か指摘されることもあるかもしれません。
「すぐ諦める」を使った例文2
「場合によってはすぐ諦めることも大切だと思います」
物事によっては、根気よく続けるのではなく、「すぐ諦める」ことの方が重要な場合もあります。
絶対にうまくいかないとわかっていることをいつまでも続けてしまえば時間の無駄になりますので、すぐに諦めて次の課題に移るという努力も大切です。
「すぐ諦める人」には良いイメージが持たれませんが、時と場合によっては「すぐ諦める」ことの方が重要な場合もあります。
しっかりと判断し、努力を続けていきたいものです。