「訪れる」とは?意味や類語!「訪れる」と「訪ねる」の違い
「訪れる」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「訪れる」を使った例文や、「訪れる」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「訪れる」とは?
- 「訪れる」の英語
- 「訪れる」を使った言葉と意味を解釈
- 「訪れる」を使った例文や短文など
- 「訪れる」の類語や類似表現
「訪れる」とは?
「訪れる」という言葉を知っているでしょうか。
「そろそろ春が訪れるね」などと、季節に関する挨拶をする時に、「訪れる」という言葉を使っている人もいるかもしれません。
一方で、「訪れる」という言葉をまるで知らない人もいるでしょう。
そこで「訪れる」の読み方や意味を紹介します。
- 「訪れる」の読み方
- 「訪れる」の意味
「訪れる」の読み方
「訪れる」は「おとずれる」と読みます。
一般的に使われている言葉ですが、読み方が少し難しいかもしれません。
これを機会に「訪れる」は「おとずれる」と読むようにしましょう。
「訪れる」の意味
「訪れる」には大きく分けて二つの意味があります。
ひとつ目の「訪れる」は「時期が来る」という意味です。
「春が訪れる」は「春という季節が訪れる」という意味になります。
二つ目の「訪れる」は「人に会うために行く、または来る」という意味になります。
例えば「友達の家を訪れる」は、「友達に会うために、家に行く」という意味になります。
このように「訪れる」には、「時期が来る」という意味と、「人と会うために行く、または来る」という意味があります。
「訪れる」の英語
「訪れる」を英語にすると、どのような表現になるでしょうか。
「訪れる」は英語で、“visit”(ビジット)になります。
“visit”には「訪問する」「訪れる」という意味があります。
「友達に会うために家に行く」という意味で「訪れる」を使う時は、“visit”を使ってみましょう。
また“come”(カム)にも「訪れる」という意味があります。
“come”は「時期が来る」という意味で「訪れる」を使う時に使ってみましょう。
このように「訪れる」は“visit”や“come”という英語にできます。
英文に「訪れる」という言葉を入れたい時に、これらの英語を使ってみましょう。
- 「訪れる」と「訪ねる」の違い
「訪れる」と「訪ねる」の違い
「訪れる」と「訪ねる」には、どのような違いがあるでしょうか。
「訪ねる」は「たずねる」と読みます。
「訪ねる」には、「人に会うためにそこに行く」という意味があります。
そのため「訪れる」と同じ意味があります。
ただし「訪れる」には、「時期が来る」という意味があります。
「訪ねる」には、「時期が来る」という意味がないという違いが、二つの言葉にはあります。
「訪れる」を使った言葉と意味を解釈
次に「訪れる」を使った言葉を紹介し、その意味を解釈して行きます。
「訪れる」を使った言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「幸運が訪れる」【こううんがおとずれる】
- 「春が訪れる」【はるがおとずれる】
- 「客が訪れる」【きゃくがおとずれる】
- 「夜が訪れる」【よるがおとずれる】
- 「その時が訪れる」【そのときがおとずれる】
「幸運が訪れる」【こううんがおとずれる】
「幸運が訪れる」という言葉があります。
「時期が来る」という意味の「訪れる」で、「幸運な時期が来る」という意味があります。
それまでついてないと感じていた人も、「幸運が訪れる」と毎日が楽しくなるかもしれません。
今までスムーズに運ばなかった事柄も、順調に進みだすかもしれません。
「春が訪れる」【はるがおとずれる】
「春が訪れる」は「春という季節が来る」という意味になります。
春は卒業式や入学式がある、出会いと別れの季節となります。
引越しをする人、新しい仕事を始める人も多い、けじめの時期になります。
そのため「春が訪れる」という言葉を聞くと、センチメンタルな気持ちになったり、ワクワクした気持ちになったりするかもしれません。
「夏が訪れる」とは、一味違った感慨があるかもしれません。
「客が訪れる」【きゃくがおとずれる】
「客が訪れる」は、「お客さんが、自分に会いに来る」という意味があります。
ただ来るのではなく、自分や家族に会いに来るというところがポイントかもしれません。
「夜が訪れる」【よるがおとずれる】
「夜が訪れる」という言葉も良く使います。
「夜になる」という意味があります。
時間が過ぎて、ただ夜になったというよりも、夜という時間に出会えた、または夜がやってきてしまったというような、特別感を感じる言葉です。
「その時が訪れる」【そのときがおとずれる】
「その時が訪れる」という言い回しをすることもあります。
人生には分岐点があるとされますが、そのような分岐点にあたる時期が来た時、「その時が訪れる」という言葉を使います。
戦国武将が名を上げるきっかけになるような、重要な戦がありますが、そのような戦を前に「その時が訪れる」というナレーションが入りそうです。
「訪れる」を使った例文や短文など
「訪れる」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「訪れる」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「訪れる」を使った例文1
- 「訪れる」を使った例文2
「訪れる」を使った例文1
「出会いの季節が『訪れる』」
この例文のような、気持ちになったことがあるかもしれません。
例えば大学に入学した瞬間、出会いの季節が来たと感じた人がいるかもしれませ。
友達や彼氏や彼女と出会えるようなトキメキが感じられるかもしれません。
「訪れる」を使った例文2
「懐かしい友人を訪れるため、遠い町まで行った」
この例文は、学生時代の友達に会いに行くために、彼が住む遠い町まで遊びに行った様子を文章にしたものです。
「訪れる」という言葉を使うと、会うことが目的で行ったということが伝わります。
「訪れる」の類語や類似表現
「訪れる」の類語や類似表現を紹介します。
「訪れる」に似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「訪問」【ほうもん】
- 「到来」【とうらい】
「訪問」【ほうもん】
「訪問」には、「人を訪ねて行くこと」という意味があります。
「訪れる」と同じ意味があります。
「家を訪問する」「家庭訪問」などのという使い方をします。
「到来」【とうらい】
「到来」には、「時期がやって来る」という意味があり、「訪れる」とほとんど同じ意味になります。
「絶好のチャンスが訪れる」という言葉には、「これ以上ないような良い機会が来る」という意味があります。
「球春到来」などという使い方をします。
「訪れる」という言葉について見てきました。
「訪れる」という言葉を、これまで何となく使っていた人も、次回からは意味をしっかり把握した上で使って見ましょう。
時期が来た時、誰かに会いに行く時などに、「訪れる」という言葉を使ってみましょう。