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「従事者」とは?意味や使い方!例文や解釈

「従事者」とはなかなか聞き慣れない言葉かもしれません。

どういった意味を持つのか、使い方、例文など詳しく解説していきます。

それでは「従事者」という言葉の理解を深めていきましょう。

従事者

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目次

  • 「従事者」とは?
  • 「従事者」の表現の使い方
  • 「従事者」の類語や類似表現や似た言葉
  • 「従事者」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「従事者」の反対語
  • 「従事者」の英語と解釈


「従事者」とは?

「従事者」とは?

「従事者」「従事」とはどういう意味かをまずは説明しましょう。

「従事」とはある物事に関係する、仕事に携わることを言います。

つまり「従事者」とはその仕事に携わっている者ということになります。

  • 「従事者」の語源や由来
  • 「従事者」の読み方

「従事者」の語源や由来

「従事者」「従」の字には主要なものに、付属するものという意味があります。

「事」は行為、仕業、ある物事に関連する事柄といった意味がありますし、それ以外にも意味が沢山あり使われることが多い言葉です。

ある行為に従うで「従事」ですから、「自分がする仕事」「仕事に携わる」という意味を持つ言葉であることが何となくわかるのではないでしょうか。

「従事者」の読み方

「従事者」と書いて「じゅうじしゃ」と読みます。

普段使い慣れない言葉かもしれませんが覚えておきましょう。



「従事者」の表現の使い方

「従事者」の表現の使い方

「従事者」という言葉は普段の会話で何気なくは出ないイメージがあります。

「仕事をする」とか「職業」という言葉の方が使い慣れているというのもあります。

ちょっとかしこまった言い方、仕事においてはよく使われる言葉かもしれません。

特に資格、就職、転職といったことに関連してわりと出てきます。

就職、転職などの履歴書や面接などでは職務経歴などを相手に伝えるのですが「事務の仕事をしていました」でもいいのですが、「事務の仕事に従事しておりました」の方がしっかりとした言葉遣いと言えるでしょう。

また書類など出す時に仕事をしていた証明書がいる場合があります。

そういった書類のことは「従事証明書」と言います。

「従事者」の類語や類似表現や似た言葉

「従事者」の類語や類似表現や似た言葉

少々聞き慣れない「従事者」の意味が理解できたでしょうか。

それでは「従事者」の類語、似た言葉をいくつか紹介します。

  • 「勤務者」【きんむしゃ】
  • 「担当者」【たんとうしゃ】
  • 「責任者」【せきにんしゃ】

「勤務者」【きんむしゃ】

「従事者」「従事」とは仕事に携わることです。

「勤務」とは勤めて仕事をすることという意味になりますので「勤務者」とは勤めて仕事をする者です。

「従事者」とほぼ同じ意味として使っても差し支えはないでしょう。

「担当者」【たんとうしゃ】

「担当者」とは何かを受け持って、そのことに当たる者、引き受けた者のことを言います。

「従事者」は何かの物事に関係する者という意味もありますので「従事」「担当」は近い意味を持つ類語として解釈できるでしょう。

「従事者」「担当者」どちらも同じような意味合いとして使えます。

「責任者」【せきにんしゃ】

「従事者」と言いますと、ただ単に仕事をしているのではなく、あることに関係する、かかわるといった意味合いを持ちます。

考えなしでも無責任でもなく、ある種の責任感を持ってそのことにかかわっている、そのような印象がある言葉です。

「責任者」とは自分が引き受けて行う仕事、義務、負担を負う人のことです。

「従事者」とは同義とまではいかないにしても、似た言葉、表現とは言えるでしょうか。



「従事者」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「従事者」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「従事者」という言葉を実際にどのような場面で使うのか、例文をいくつか紹介します。

意味や使い方の理解を深めてみてください。

  • 「従事者」を使った例文1
  • 「従事者」を使った例文2

「従事者」を使った例文1

「長年の、従事者としてのプライドはある」

「従事者」という言葉は「仕事をしている」という言葉よりもどこか職業に対する責任、プライドを感じさせます。

資格試験の際にも実務経験が必要なものに関しては「従事証明書」といったものを提出する必要があるものもあります。

この例文では長い間、一つのことに関係してきた、携わってきたということで誇りがあるということを言っています。

軽い気持ちではなく、しっかり向き合ってきた仕事に関しては「従事」という言葉はとてもしっくりきます。

「従事者」を使った例文2

「従事者の方は、気をつけるようにしてください」

「従事」という言葉の意味は仕事に携わることですから、この例文の場合は単純に「その仕事をしている人は」といった意味で使っていると判断してもいいでしょう。

文章などで注意書きなどする場合にはこのような内容になることもあるかもしれません。

「従事者」の反対語

「従事者」の反対語

「従事者」の反対語はどのような言葉になるのでしょうか。

それでは見ていきましょう。

  • 「未経験者」【みけいけんしゃ】

「未経験者」【みけいけんしゃ】

「従事」が仕事に携わるという意味を持つ言葉ですので「従事者」とはその仕事においての「経験者」ということになります。

その反対語となりますので「未経験者」という言葉が当てはまります。

もともと「従事」という言葉は仕事において使われる言葉ですから、その反対語というのは「仕事をしていない」という意味合いの言葉になると解釈できます。

はっきりとした反対語がない、わからないという場合は意味合いから反対の意味を示す言葉を選ぶようにしましょう。

「従事者」の英語と解釈

「従事者」の英語と解釈

「従事者」を英語ではどのように言い表すのでしょうか。

英語では「従事」はいくつかの種類があります例えば仕事、研究に「従事する」“be engaged”で表します。

また一般的な活動などに「従事する」場合は“be involved”で表すようにします。

例文としては“She is involved in developing a program.”「彼女はプログラムの開発に従事しています」という意味になります。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「従事者」の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

なかなか聞き慣れない言葉の部類ではありますが「従事」という言葉の意味を理解できれば「従事する」「従事者」などの意味は簡単にわかるかと思います。

また類語も併せて覚えておきますと語彙力もつきます。

難しいと思う言葉でも、簡単に訳せばすぐに覚えることはできます。

「従事者」とは「仕事に携わる人」とこれを機会に頭に入れておくようにしましょう。

就職、転職など仕事においてよく使われる言葉です。