「ランデブー」とは?意味や表現の使い方!
「ランデブー」という言葉を知っている人は、どのくらいいらっしゃるでしょうか?
この言葉は、曲名にも出てきそうなカタカナ語で、どことなく懐かしい印象のなる響きでもあります。
特に若い世代の人達は意味を知らない人が多いのではないかと思いますので、ここで「ランデブー」について見て行きたいと思います。
目次
- 「ランデブー」とは?意味
- 「ランデブー」の表現の使い方
- 「ランデブー」の類語や類義語
- 「ランデブー」の英語と解釈
- 「ランデブー」を使った例文と意味を解釈
「ランデブー」とは?意味
「ランデブー」とは、「男女が時間と場所をあらかじめ決めておき出会うこと」という意味がありますが、その他に「宇宙船や人工衛星がドッキングするために出会うこと」を指して用いることもあります。
「ランデブー」の表現の使い方
「ランデブー」は、元々、フランス語をカタカナ読みした言葉で「会う約束」という意味があり、曲の歌詞の中で「デート」という意味合いで使われています。
「会う」というニュアンスから転じて、「会談」や「会合」といった少し硬めの意味で使われることもあります。
その他に前で説明したように、「ランデブー」は、宇宙開発の分野において「2機以上の宇宙船、人工衛星が宇宙空間で近づき速度と軌道の調整しながら飛行する」という意味でも出て来る言葉です。
宇宙船人工衛星とランデブー後にドッキング作業に移ることもあり、世界中にニューズとして報道される光景を目にすることもあるでしょう。
非常時においては、ドクターヘリが救急現場に向かい、その現場近くで救急車とスムースに合流できるような着陸地点を「ランデブーポイント」と表現しています。
何れにおいても、2つのものが接触することが、「ランデブー」が使われるポイントになっています。
「ランデブー」の類語や類義語
「ランデブー」の類語としては、次のような言葉が挙げられます。
- 「待ち合わせ」
- 「逢い引き」
「待ち合わせ」
「待ち合わせ」が「ランデブー」の類語の1つとして挙げられますが、意味は「(2人以上の人が)待ち合わせること」という意味で、デートなどの合流も「待ち合わせ」になりますし、仕事の商談で訪問前に、取引先の前で合流することも「待ち合わせ」が使えますので、様々なシーンでの活用法があります。
「逢い引き」
「逢い引き」も「ランデブー」に近い意味がありますが、「男女が人目を忍んで会うこと」という解釈があることから、密会的な要素が含まれています。
少しHな印象さえ覚えてしまいそうな言葉で、普段の会話ではあまり使われることはなさそうです。
「ランデブー」の英語と解釈
「ランデブー」の英訳は“Rendezvous”となりますが、元々はフランス語でした。
しかし、今ではポピュラーな言葉なので、英語扱いで理解することもできるのでしょう。
「ランデブー」を使った例文と意味を解釈
ここで「ランデブー」を使った例文を見て行くことにしましょう。
- 「ランデブー」を使った例文1
- 「ランデブー」を使った例文2
- 「ランデブー」を使った例文3
「ランデブー」を使った例文1
「宇宙ステーションとスペースシャトルがランデブーして、ドッキングした映像が全世界に流れて、見る人の心に大きな感動を与えた」
宇宙ステーションとスペースシャトルのドッキングシーンは、SF映画のワンシーンでは珍しくはない光景なのかもしれませんが、実際の出来事となると、やはり感動は半端なものではないでしょう。
今ではこのような映像もインターネットで配信することができるので、リアルタイムな出来事として見ることもできるでしょう。
「ランデブー」を使った例文2
「僕らはいつも人目を忍んでランデブーを楽しんだ」
こんなデートは他の人に見られないように気を配りながらのデートなので、ある種のドキドキ感もあるかもしれませんね。
「ランデブー」を使った例文3
「今回のレースでは日本人チームの2人がワンツー(1、2)フィニッシュのランデブーでゴールインを飾った」
レースで同じチームのメンバーで1、2位でゴールするようなことを「ランデブー」と言うことがあります。
このように「デート」するという意味合いから、「一緒に行動する」という意味でも使えるように、意味合いが広がってきたのでしょう。
歌謡曲の歌詞の中でも「ランデブー」というフレーズがありますが、この言葉を耳にすると、何となく心に安らぎを覚えてしまいます。
それだけ、この言葉の語感にある優しさや癒し力があるのかもしれません。