「続けます」とは?意味や表現の使い方!「続きます」との違い
日常会話の中で何気なく使っている「続けます」という言葉のことをじっくりと考える機会は、そんなに多くはないでしょう。
「続きます」という似たような言い回しもありますが、この言葉も含めて、意味や使い方を考察していきたいと思います。
目次
- 「続けます」とは?意味
- 「続けます」の表現の使い方
- 「続けます・続きます」を使った言葉と意味を解釈
- 「続けます」を使った例文と意味を解釈
- 「続けます」の英語と意味を解釈
「続けます」とは?意味
「続けます」とはカ行下一段活用の動詞「続ける」の連用形「続け」に丁寧の助動詞「ます」が組み合わさった形の言葉ですが、意味としては「ある状態や行為を途切れないようにしたり、変えたりしないでそのまま保つこと」や「ある事柄を間髪入れずに繰り返して行うこと」、あるいは「物と物とをつなぐ」といったような意味を持つ言葉です。
- 「続けます」の読み方
- 「続けます」と「続きます」の違い
「続けます」の読み方
「続けます」は「つづけます」という読み方になります。
「続けます」と「続きます」の違い
「続く」には「続けます」の他に「続きます」という表現があります。
「彼女の努力は続きます」と「彼女は努力を続けます」となると、全く意味合いが変わってきます。
「続きます」は他動詞となり、「続けます」が自動詞となりますので、この点が2つの相違点と言えるでしょう。
「続けます」の表現の使い方
「続けます」という表現が使われるシーンとしては、人が何かの取り組みや計画を継続的に行うような時に使うことになります。
「続けます・続きます」を使った言葉と意味を解釈
では、ここで「続けます・続きます」を使った例文を見ていくことにしましょう。
- 「アンケートは裏面に続きます」
- 「勉強し続けます」
「アンケートは裏面に続きます」
この場合の意味合いは、「アンケートの質問が裏面まで続いていることを指しています。
長い質問事項が表のスペースだけではな記載できずに裏にも書かれているのです。
この時の「続きます」は他動詞で人の介在がありません。
「勉強し続けます」
「勉強し続けます」とは、「自ら自分で勉虚を継続していくこと」を指しており、自動詞で人が能動的な行動を起こしています。
「続けます」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「続けます」を使ったれいぶん見ていくことにしましょう。
- 「続けます」を使った例文1
- 「続けます」を使った例文2
「続けます」を使った例文1
「私は今の研究が成功するまで諦めずに続けます」
長年継続してきた研究が成功を見ないままになっているのですが、諦めることができずに、粘り強く継続しようという意思の強さが伝ってきそうですね。
「続けます」を使った例文2
「僕は自転車が乗れるまで練習を続けます」
誰でも幼い頃に自転車に乗る練習をした経験があるのではないでしょうか?
この時も自らの意思で練習を継続しようとする思いがあります。
「続けます」の英語と意味を解釈
「続けます」を英語で言うと、“I will continue it.”と言う英訳で表現することができます。
「続けます」という言葉は、普段の会話の中でもよく出てくる言葉なので、決して珍しいものではありません。
それだけに「続きます」という言葉との違いが何処にあるのかも、今回の記事で勉強になったのではないかと思います。
日本語にも似たような言い回しがあるものの、使い方で全く異なるニュアンスになるので、使い分けを意識して使うようにしましょう。