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「致し方ない」とは?意味や表現の使い方!

ビジネスの世界では日常生活の中でめったに使わないような言葉が出て来ることがあります。

例えば、「致し方ない」という言葉のその1つですが、身近な場面ではあまり使われることがありませんし、20代の若い人達にとっては耳にすることが少ない言葉でしょう。

そこで、この「致し方ない」という言葉について見て行きたいと思います。

致し方ない

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「致し方ない」とは?意味や表現の使い方!>


目次

  • 「致し方ない」とは?意味
  • 「致し方ない」の表現の使い方
  • 「致し方ない」を使った言葉と意味を解釈
  • 「致し方ない」を使った例文と意味を解釈
  • 「致し方ない」の英語と意味を解釈


「致し方ない」とは?意味

「致し方ない」とは?意味

「致し方ない」「そうするしか他に方法がない」という意味を持つ言葉ですが、簡単に言うと、「仕方がない」「どうしようもない」と言ったことを指しています。

日常会話においてはこの言葉を使う人はほとんどいないでしょうが。

「他に打つべき手段が見つからず、やむを得ない」というニュアンスのある言葉なので、諦めモードの心境だったり、避けることができない環境になっていたりと、かなり否定的で後ろ向きの印象がある言葉です。

  • 「致し方ない」の読み方
  • 「致し方ない」の語源

「致し方ない」の読み方

「致し方ない」「いたしかたない」という読み方になります。

「致し方ない」の語源

普段の生活シーンではめったに出て来ることのない「致し方ない」の由来を調べてみると、「致し」に着目して見ると理解することができます。

「致し」「する」という言葉の謙譲語を意味する「致す」の連用形で、ここから「しかた」の丁寧な言い方を含めて「致し方」という形になったとされています。

また「方」「方法」「手段」などの意味合いがあり、「致す方法が見つからない」ことから「致し方ない」という言葉に発展していったと推測されるのです。



「致し方ない」の表現の使い方

「致し方ない」の表現の使い方

「致し方ない」「仕方ない」「どうしようもない」、あるいは「やむを得ない」という意味がありますが、避けることがとても難しい場面や、他に解決する方法がなくて、やむを得ないような時、物事が全く改善されないといったような場面で使われることになります。

最終的に諦めの境地で、その状況を仕方なく認めて受け入れるしかないという場合に当てはまる言葉です。

「致し方ない」を使った言葉と意味を解釈

「致し方ない」を使った言葉と意味を解釈

「致し方ない」を使った言葉の意味に触れて行くことにします。

  • 「致し方ない部分」
  • 「致し方ない犠牲」

「致し方ない部分」

「致し方ない部分」とは、「どうしようのない箇所」「手の施しようがない部分」という解釈ができます。

物事の全体は許容できるレベルにあるのに、「一部分だけがそのレベルになくどうしようもできない」という意味になってきます。

「致し方ない犠牲」

「致し方ない犠牲」とは、「犠牲になっても仕方がない」「やむを得ない犠牲」という理解になります。

「少しの犠牲を払ってでも、何とかしなくてはならない」というような意味で使われる言葉です。



「致し方ない」を使った例文と意味を解釈

「致し方ない」を使った例文と意味を解釈

では、ここで「致し方ない」を使った例文を見て、活用法を学んでいくことにしましょう。

  • 「致し方ない」を使った例文1
  • 「致し方ない」を使った例文2

「致し方ない」を使った例文1

「こちらの商品の方が機能性が高くで採用したいのですが、コストがかかりすぎるのであちらの商品にすることは致し方ない」

この例文では仕方なくあきらめる場面として、「致し方ない」が使われています。

どんなにいい商品であっても、コストが高すぎることはどうしようもないことなので、もはや諦めるしかないことを言っています。

ある意味、「致し方ない」は、妥協的な意味合いも含まれています。

「致し方ない」を使った例文2

「大変申し訳ございませんが、弊社ではこれ以上の対応は致し方がございません」

ビジエンスの場面で時々出て来るセリフですが、このような対応は企業としては何とか避けたいものです。

しかし、「もうどうすることもできない」ということもあり得ることで、そのような場合に使われています。

「致し方ない」の英語と意味を解釈

「致し方ない」の英語と意味を解釈

「致し方ない」を英語で表現すると、“I can not do it”という熟語で訳すことができます。

icon まとめ

「致し方ない」の意味や使い方を見てきましたが、日常生活ではほとんど使われることがないものの、ビジネスシーンでは決して珍しい言葉ではありませんので、社会人になった人達も、いつかはこの言葉を使う機会が出て来るかもしれませんので、覚えておくといいと思います。